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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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◆ 腹横筋追加 大事なことを忘れてました~
 
姿勢と腹横筋。骨盤を前に突き出すスウェイバックや骨盤の前傾する反り腰(猫背ちゃん)の方は、お腹の力が抜けちゃっている状態です。腿の前面や腸骨筋の緊張がありますから、緊張部分を緩めて、筋力を出せるようにするという考え方もありだと思いますが、下半身だけで終了してしまうと脊柱起立筋や後頭骨の緊張がきつくなる。
 
長い目で考えると腹圧を上昇させるためのセルフケアを通して姿勢を改善するように仕向けていくことが大切な気がします。履き物のかかとの高さでも骨盤角度を容易に変えてしまいますから、足元のチェックも欠かせないですね。
まず自分の現状に気付いてもらって、何が必要かを伝えるためには、写真のビフォー&アフターが役に立ちます。
 
山形に里帰りをされた方がメールをくださったのですが、産後飛び出ているお腹を見かねてニッパーを使っていたそうです。これなんかも何故?そうしてはいけないかは伝えたはずですが、妊娠中には想像がつかなかったいい例だと思います。こうなるから、ここに気をつけて、そのために何を・・・そこまで伝えてあげないといけないようです。してはダメ!それだけでは駄目なんだなぁと反省しました。

◆ 多裂筋
参考に読んでみてください。
つまり脊柱の棘突起を横に動かす(回旋)させる筋肉です。触診するときは、棘突起のすぐ横。脊柱起立筋の内側になります。ここに触れて尻尾丸め・坐骨寄せをすると多裂筋の盛り上がりを触診することができます。
 
同じ背中の筋肉ですが脊柱起立筋は、体幹を前後に動かします。
こちらはアウターマッスル。
          ↓
 
 
インナーマッスルの重要性というか、動きに無駄がなくなる(筋肉の余分な運動による疲労の結果を疼痛と考えると)例えが分かりやすい。
               ↓
 
多裂筋の動きというか働きを独楽にたとえて説明しています。
独楽は軸を回せば簡単だが、縁を持って回そうとすると難しい。分かりやすい。
そういえば、昔セミナーで、いろんなものを回してました。覚えてますか?
あれなんかも指先でなく、肩甲骨から動かすというか体幹から動かす練習だったのでしょうね。
               ↓
 
ゼネラル調整では、たぶんこの棘突起を横に動かすことで腰椎の変位を修正していたわけですね。やっと今頃納得がいきました。その技の進化の過程をみてきたので、セミナーから姿を消したのは非常に残念です。
 
車の運転マニュアルを手にしているだけでも車は動くのですが、構造まで理解できると何故ソフトに行う必要があるのかが理解できます。
アウターマッスルに気付かれてはいけないわけですもんね。
 
また、一度だけセミナーでやっているのを見た、うつ伏せで骨盤を左右から軽く持ち上げる(須坂だったかな?)も多分同じ。新潟でもデモを一回見たっけな?あれも使いこなせればすごく効果があります。
 
また、ゴムのユラユラとかもこれを調整する効果がありそうですね。動きの悪い個所を判断して、動きの支点にできれば。こういうのを感覚で自然にやってしまう方もいますが、私は理屈が分かったほうが俄然うまくできるようになる・・・というか、がんばる方向がわかります。
 
活法の解説で、仙骨修正になると云われた、CLの胸椎11,12を肋骨方向へ移動して押さえ、体を自由に前後左右に動かしていただく・・というのも、多裂筋や回旋筋の動きを修復する技なのではないかと思っています。(想像?妄想?)仙骨は、背骨の一部ですもんね。
ちょっと脇にそれますが、この技ちょっと方向を変えて胃に響く方向で押さえて、自由に体を動かしていくと胃の不快感がずいぶん楽になります。(おもしろい!)このほかで、セルフでできるものとしたら・・・こんなものもありました。
 
まず、腰のところから首までながいファスナーがついているとイメージしてください。
それを下からゆっくり閉めていきます。
背中のぼこぼこをひとつづつ飛ばさないで左右を閉じるように・・・
きっとイメージしやすいところとしにくいところがあると思います
イメージしにくいところは丁寧にゆっくりやってみましょう
 
これは一般の人には難しいですね。でも、呼吸を背骨に通すようにしてやると
個人的には気持ちがいいです。

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