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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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切迫早産で入院管理を余儀なくされている方が
後をたちません。
医師の管理方針の変化で、常時6~7名はいます。
そして、36週を迎えるまで、退院できません。

ですんで、最近の指導は入院しないためにあなたができること
に私も方針を変えています。
それでも、すべてに対応できるはずもなく
入院患者は、あとを絶たないんです。

この管理方法のため、搬送は減りましたし
早産も減りましたが・・
入院してしまった方のストレスは測り知れません。

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せめて、不安を減らし、自分で出来ることをということで

入院してきた人には、トイレ歩行後の骨盤ケアを勧めています。

第一段階では、骨盤高位で、骨盤を動かす動作、お尻を締める動作を
行うように、話しています。

入院して、安静にしているだけでは子宮は上がっていかないですからね。

そして、自分の心窩部・季肋部、asis内部、太もも内側、側腹部に触れること
子宮の輪郭をなぞることを覚えてもらいます。

一度で、全てが改善する人はそういません。
それでも、硬縮部分が改善すると子宮が上がっていくことをご本人も自覚できるので
それを目標に頑張ってくださる方が増えています。

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看護記録より

『分娩終了後帰室時
立ち上がることは出来たが、脚が出ず車椅子にて帰室。』

うちは帰室時には全員骨盤輪支持をしていますが
それでも手に負えなかったのね?
。。。。ということで、訪室。

想像通り、腰切りが上手くできないので寝返りもままならず
足首を屈曲する動作ができない。
膝を曲げた状態を保持することはできるが
自力で膝を曲げることができない。

骨盤運動と骨盤支持を2分の一さらしを使い、腹筋を
支えると、腰あげはスムーズにできるようになり
ベッド上での動き方を説明したら痛みを
感じないで動けるレベルになりました。

ベッド下に起立。姿勢保持は出来るものの
前進も後退もできず。

丸24時間は、車いすでのトイレ移動、歩行せずを
通したら、少しづつ動きはスムーズに痛みを
感じないレベルに改善。

産後2日めは、ウォーカーを使って、自立歩行
片足荷重は、可能となる。

産後3日目は、足の後屈が可能となるとともに
歩行がスムーズに。
後退も可能。
お腹の力が抜けると動きにくいということで腹帯は
続行中(メッシュさらし)

産後4日目、動きはかなりスムーズであるが
不安もあり(自宅での階段移動など)
退院延期となる。

ざっと、経過で書くとこんな感じです。
妊娠中も股関節痛があって、苦労されていた方なんですが
早期に股関節調整と、足裏調整をして
骨盤支持・安静を保ったことで、痛みを感じる時間は
短縮できたように思います。

力を出せない場所をしっかり出せるようにするということは
緊張をとることとはまた違った難しさがありますね。
もしかすると気付いていない緊張がどこかにあるのかもしれませんが。

動けない方が増えていくことは、私にとって脅威です。

1月4日の記事

杖を使わないと歩けないの記事の方が

出産されましたお産自体は、痛みを感じることも無く終えたようですが・・・
産後1日目から、股関節の痛みを訴えておりました。

仰臥位で、ワイパーのように足先を動かす動作(股関節の外旋内旋)では
痛みが出ません。荷重がかかった時に、脚が痛くて上がらないような状況です。

妊娠中と違って、起き上がる動作や立ち上がりはあまり問題ではなくなっていました。

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正直なところ現在では、このタイプに打つ手がないんです。
内転筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、臀部筋
いろいろ探すけど、答えが見つからず。

共通してあったのは、足先を膝方向に引き上げる
動きが出来ない、連動した動きで考えると仙骨のうなずき動作とつながり
骨盤の後下方変位などにもかかわってくることは
分かったのですが。。。。

なかなか可動は改善するものの痛みが消えない。

時間が解決するのか、調整すべき点が別にあるのか
何処を着地地点にすればいいのか?

今年も課題は尽きませんなあ~

前回の妊婦さんにはその後、会えず
杖をつきながら妊婦検診にやってきたと同僚から話をききました。

が~ん

手及ばずで、悲しい。

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さて、今回は35週に入った切迫早産入院中の方の話。
この方退院後は、長野県のS病院で、里帰り分娩されるそうです。

『転院先が産後にさらしを巻くかどうか分からないので
産後用にさらしの巻き方を覚えて退院したい』

という希望があり、訪室しました。

トイレ後の骨盤高位でのメンテナンスや操体を
続けても、思うほど内臓下垂が改善せず
ここまで退院も叶わなかったのですが・・・。

それでも、骨盤ケアに意識を持ってくださっていること
大変、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

さらしの前支え、後ろ支えの方法をパンフレット付きで
説明したのですが,S病院はセミナー受講者も多く
安心なんですが、やり方が同じかどうかまでは分からない

ので・・・色んなやり方はあると思いますが
基本は同じ。柔軟に考えてくださいね~と説明を
加えました。

以前にも書いたかもですが
県内マップが作れるといいな~

何処は何ができる、どんなやり方をしているなど
情報交換ができると最高なんですがね~

12月23日とことこ相談室でお目にかかった方で
右股関節が痛くて、仰臥位になれない妊婦さんがおりました。

この時は、立位で腹部支持をして背中の緊張をとるような
活法での働き掛けをして、痛みは完全にとれないものの
腹部を2分の一さらしで固定することで、ビッコを引かずに
歩けるようになりました。

よつばいにはなれたし、痛みなく動けたので
よつばい歩行と、尻尾探しを勧めました。

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数日後には、仰臥位もとれるようになったそうですが
痛みは消えず、頑張って歩いていたのだそうです。

もちろん支持は続けていたようですが・・・

年末31日になって、電話がかかってきました。
左足が痛くて歩けない、14キロの子を抱っこして
歩いてからビッコをひいているのだと・・

たけ 「左?」

どうも、右が痛かったので左方向で荷重を受けたようです。

たけ 「あ~」この方の効き脚は、右なので負担が強すぎたのでしょうね・・あ~

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とりあえず電話で、正座でできる骨盤運動と尻尾探しを続けること
支持の方向を変更して、動きをチェックすることを勧めました。

そして、1月2日また電話が・・・

CL 「杖をつかないと力が抜けたみたいに歩けなくなる」

足をついても、浮かせた時も
どちらの動きでも痛みが出る

これは難解な痛みが私のもとへやってきました・・う~ん。


   そのうち  続く

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