助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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妊娠するとごく初期から、骨格を緩めるホルモン
『リラキシン』が分泌される。
最近では、この考えも世間に定着してきましたね~・・・。
さて、すべての妊娠が出産につながるわけではなく
自然淘汰の流産というものもあります。
この状況でも、等しくホルモンは分泌されているので
注意が必要だと、考えさせられたケースです。
流産処置後3日目で、トンカチで左の骨盤を殴られたような激痛が
走ったそうです。歩けないほどで、体を動かすと痛くて固まってしまっていたそうです。
1週間後、流産処置後の検査のために来院されました。
(所見)
左仙腸関節の前方回旋、L3領域での左大腰筋の短縮、L5領域の右大腰筋の短縮
(対策)
大腰筋の緩めで改善、伸展痛が消えました。その後に、仙骨から胸椎までの協調運動の改善をする
操体法と、骨盤の前後回旋を改善する操体法、腰椎のねじれ解消の操体法を指導して
骨盤をさらしで締める方法を伝えました。左の後ろで止める方法が快方向でした。
(なんで?)
どうも左腰で、上のお子さんを乗せて抱っこをするのが今回の原因のようです。
直接の原因にはならないでしょうが、ローライズのズボンも腰痛起こしやすいですね~
とりあえず、動き方の指導もしました。
本人は日常動作なので気になさっていなかったようですが、流産後も注意は必要ですね。