助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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「もうじき1か月健診・・・なのに」
実家のお母さんもお嫁さんも、産後の肥立ちは
良かった方で、誰にも理解がされないことがちょっと
お気の毒でした。
入院中も産後もさらしの固定を続けていました。
産後の生活を聞いていてもこれは・・
と思うような原因が見当たらなかったのですが
身体の方は、特徴的?な変化がみえていました。
それは、足首。
足首がピーンと伸びきってしまってました。
また、内旋は動きがいいのですが外旋は、ガチガチ。
これに伴って、下肢の側面がガチガチ。
うつ伏せで見ていくと
仙骨は中央にあるのですが、PSISがこれでもか!!
と突出して、上方変位しちゃってました。
なのに、臀部の筋肉はテロンテロン。
つまり、骨盤の下方が拡がって
仙骨が前方に傾いて、内臓が骨盤の器から
こぼれおちているような・・・身体の状態ができてました。
たけ: ん~なんでこうなってしまったのかなぁ
とにかく、骨盤が器としての機能を取り戻すために
位置を戻すべく、さてさて。
足首・指回しで、足首の硬さをとります。
うつ伏せで大腰筋を緩めつつ、背中をちょこちょこ。
股関節の回転運動と骨盤の操体を3種。
これで、骨盤の形態が変わりました。
それから、骨盤高位のレベル2で、骨盤輪固定を覚えてもらって
「こんな強さでいいんですか?ギュウギュウに締めて
やっと下がらないで、いるかという状態でした。」
骨盤固定という言葉のイメージですよね。
ガチガチにするイメージだけど、実際は違いますよね?
アンダーブラのイメージで使ってくださいとよく話しています。
骨格だけで、すべてが解決するわけでないですが
身体の支持システムというのは、実に巧妙で
固定だけでどうにかなるものではないですが
固定することで、どんな動きをすればいいか
見えてくることがたくさんありますね。
副代表の吉田さん。受講料以上のレベルの高い内容をとてもわかりやすくレクチャーしてくださいました。今までのセミナーが色あせるくらい濃いものでした。近々べびい整体の本も出るそうで、いままでつぎ込んだ時間と金返せっていいたいのですが、大我の心で踏みとどまります。講座で強調されていたのが、骨盤ケアの用語の変更です。今まで骨盤輪「固定」と表現していたのが骨盤輪「支持」に。さらしを「しめる」が「巻く」。ベルトを「装着」から「つける」に変わりました。やはりベルトもさらしも締めすぎる人が多いからです。ほんとに多いです。いくら説明しても後日確認すると、ベルトが長持ちしないぐらいぎゅうぎゅう締める人が多い。補正下着の影響なんでしょうね。で、骨盤輪支持の方法の説明もかわりました。①お尻を自分の力でしめる。②内臓を上げる(息を吸う 骨盤高位)③緩んだ分だけ引く。です。セミナーを受講するたびいつも思うのですが、自分自身の器と実力。不足感がまた死ぬまで勉強です。