産婆のたけちゃん活動日記

この妊婦さんは、立位で
右に傾いて、前傾して、右にねじる態勢が
得意です。
赤ちゃんのお尻は、母の右方向
児頭は、左の鼠頸部にむかったような姿勢でした。

恥骨に圧痛、そして恥骨上が板状に？硬い。
骨盤高位では容易に、児頭は挙上しませんでした。

夏場は、足の冷えがきつい方が多いので
足湯をしました。
バブルと振動をブラスしたのが気に入って
もらえたようです。
15分の間に、腕と手がごちごちなので
調整をしました。
手のしびれが、とれなかったのだと話してくれました。

足浴しながら、足に触ると右が明らかに
動きが悪かったので
大内転筋を押さえてみるとガチガチ。
膝裏にもしこりができていました。

最初に
仰臥位で足首調整をして
内転筋の痛みをとった後
骨盤高位バージョンアップ編をしつつ
膝引き押し、膝倒し操体をしました。

その後で、側臥位をとって
右のお尻の硬さを確かめると・・・
あちこち硬くなっているので、調整すると
腿のあたりまで柔らかくなりました。

やっと準備ができたので
AS調整をして骨盤の前後の動きを
取り返して、肩甲骨の調整をしました。

これで立位姿勢を確認すると
お尻が小さく、そしてPIの状態に変わっていました。

『お産が近づくとお尻が下がる、腰が落ちる』

いにしえの教え通りの形をつくってみたのですが
どうなりますか？？
長野の先輩助産師さんが、調整すると
3日後に陣痛がくるよ、不思議とね？
と言っておられましたが・・・・

陣痛を意識して調整したのは、はじめてだし
何より腕の違いが歴前なので、どうかな？

まあ、良きにつけ悪しきにつけ報告しますわ。