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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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もう少し分かりやすい形で、書き直してみました。
これを投稿しようと思います。kikoさんへの返信にもなりますか?

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昨年須坂でべびぃ入門を受けて以来、1年ぶりに、長野県佐久市でのべびぃ入門へ行ってきました。講師のs副代表、Aさん、Yさん、お世話になりました。
一緒に受講してくださった皆様、一緒に考えるという作業が楽しくてしょうがありませんでした。ありがとうございました。セミナー雑感・長文です。お時間がありましたらどうぞ。

受講動機は結構不純。5回目くらいの受講ですので、会員更新の条件クリアと来月保育士さん向けの勉強会に参加するので話す内容の確認くらいのつもりだったのですが・・・。
            *
◆ なぜ、同じテーマを受講し続けるか?

母子整体研究会のセミナーは、常に進化するが故に、安心して聞いていられない。軸として話している内容が同じでも、実技はもちろんなのですが、理論についても毎回、補足されています。昨年もその変化に、驚愕反射が出まくりで、刺激多すぎて疲労感も多い?(サンタママ柳沢さんの表現を別の形でパくってみました。)セミナーでした。

 毎回、触発されて新たな課題を見つけるので、昨年は、赤ちゃんの快・不快に目を向けるということ以外では、丸く寝かせるために医院でどうすればいいかという課題を持ち帰り、丸く寝かせるための布団を、須坂の廣瀬さんの赤ちゃん布団やお袋さんを参考に、試行錯誤をする一年でした。(廣瀬さんご無沙汰ばかりですいません。)
 結局、最高と思えるものとはならずにいます。夜勤の風呂入れのたびに裸にし、寝姿勢を確かめ、バイタルをとって経過を追ってリポートしても協力してくれるスタッフは増えませんでした。2か月やってもすごいね~頑張るね~しか出てこない。どうすれば人は動くんだろ~溜息の多い一年でした。でも、今までの考えでは、最高なものができるはずもなかったのです。霧が晴れました。
そう、いつも気付き(単に聞いたことを忘れてるだけ?そんなことはないです。)をもらえるからセミナー参加はやめられないのです。
 
◆ 昨年とは違うと思った点
 
 何といっても、べびい整体の3本柱ですかね。個々の発達段階に応じて、支え・守る、整える、促すという観点から考えていくと、べびぃ整体で学ぶすべてのことが途切れない、目標に向かって、いま何が必要で、そのために何をするか、どんなことに気をつけるかが実に明確になったことだと思います。
本当に素晴らしいのです。考えれば当たり前のことなのかもしれませんが、言われないと気付けなかったです。今日帰ってすぐ使える理論・実技、というのは何にもまして、忙しい現場ではありがたいものです。持ち帰って構成する必要がない状態まで、まとまっていました。(失礼な表現かもしれませんが)
 
圧巻は、反射の説明です。柳沢さんが説明してくださいましたが、本当に学生の時に聞いておきたかったですね。生きるために必要な反射が出るわけ、消えるわけ。そう考えれば、月令で赤ちゃんを見ていたことの愚かしさが分かりましたし、できずに焦るお母さんに納得のいく説明ができるというもんです。
 
支える・守るという観点では、どこを軸に、どこに重心を置いてという具体的なことを提示されましたので、何を気をつけなくてはいけないかが明確になっていました。赤ちゃんにとってもお母さんにとっても楽。それが、まるまる抱っこの本質ですよね。実習を通して、その難しさも陥りやすい過ちも経験できますから、この内容であれば、帰ってすぐ、お母さんたちに指導できます。どう工夫していけばいいのかも一人になっても考えられます。なぜなら、何をして、何をしてはいけないかが明確だから。
私もお母さんたちと同様、頭足方向に丸めることに執着していたように思いますので、勤務先での横方向の支持も大急ぎで解決したいと思います。
 
そして、ここが一番大事なことだと思うのですが、ママに自然とまるまることが当たり前になる関わり方をどう伝えるか。これが自然にできれば、しっかりおっぱいがすえて、よく眠る育てやすい赤ちゃんに慣れる。24時間関わる母だからできることをいろんな赤ちゃんの場合でなく、その子が発達段階のどこにいるのか、成長を阻害している因子を捉えて説明してあげる。そんなさじ加減も指導経験の浅い人でも、ベテランと同様のかかわりができると思います。今回のセミナーを受けたなら。

私たちは看護者で治療者ではないですから、職務上、限りないグレーを知識と技術で正常に導く。療養上の世話を行う使命があります。誰でなければというような得意な技でもなく、本当にママ自身の体のメンテナンスと、発達を促す方向性を示すことで、ママは自信を持って赤ちゃんにかかわることができるようになる。そのことが本当によく理解できました。私はできるけどママには難しい・・・そんな技術は、首座り以前の赤ちゃんには必要ない。ぜひ、大人の首座りをしていない人へのアプローチを体験してみてください。人の手の力と少し変化をおこすスイッチを入れてあげると変わっていく体の不思議を実感できると思います。身体は本当に不思議です。

発達の進行方向を考えていくと体幹が安定しないと、末梢の動きは安定しない。これを踏まえての、足指回しは最終手段と言うことなのでしょうか?
何故、足指回しが最終手段なのか質問してくるのを忘れてしまいました。
刷り込みとは恐ろしいもので、赤ちゃん写真を見ればあらさがし。
どこがおかしい、歪んでいる?歪みさえ取れれば、痛みや不快も消える。
その技は何処にある?ここが私の執着というか学習動機でした。
ですが、その結果として何がおこったか?魔女の孤独でした。
私にしかできない技術(難しいという意味でなく、病棟のルーチンワークに取り込めない)になってしまったのです。何でもかんでも回される・・・誰もやってくれない。今回のような構成であったら、初めて受講された方が整体なんて聞いたこともないような人に説明しても、すぐ伝わるでしょうし、整体?毛嫌いするような人も抵抗がないはずです。目からうろこの看護手順に即採用できると私はおもいました。
 
表現の仕方も私にとっては毎回いただきポイントなんですが今回は、
『丸くするのではなく、丸くなる』今回は杉上講師のこの言葉、額に入れて飾っておきたい気分です。何かしようと無理をするのではなく、自然とそうなるように仕向けるというか働きかける・・・という感じですかね。いい言葉です。

 追伸:メイン講師は内容は変わってない・・・と言っておられました。
    確かに、レジュメには1年前同様目的のなかに書かれていたのです 
    が、そこまで深く読み取れなかった1年前。
    今年は、レンジでチン世代の心を打つ内容というか伝え方に変わっ 
    たと思います。
    簡単で、即効があって、その通りにやれば同じ効果がでる。
    これ重要だと思います。
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ありがとうございます
  あのセミナーの内容をかくも明確に文章にしてくださって、本当にありがとうございます。べびぃの3原則も私がいった言葉もすべてメイン講師やスタッフが毎回のセミナー運営の中でひらめき、まとめてきたものです。
これ読んだらべびぃ入門のスタッフたち、皆泣いちゃうだろうなあ。
言葉にしていただき、本当にありがとうございます。
kiko 2010/09/29(Wednesday)23:24:53 Edit
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