助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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夜勤明け・・・
「ちょっとお願い~」されたわけでもないが、小耳にはさんでしまった。
妊婦健診からのベルト装着指導依頼電話に
「ベルトをつけるだけなら、下でちょちょっとできないものかなぁ~」
ため息のような声に、手を出さないわけにはいかない
なんせ性分ですから。
たけ心の声<ちょちょっとできるなら私が1時間もかけて指導するわけないでしょ~に。>
お一人目
30週逆子 友人から譲り受けた年季の入ったベルト。
使ってはいるが食い込んで何とも使い心地が悪い。
ぎゃ!お腹の赤ちゃんを締め付けちゃってるよ~
まずは触診。
たけ 「はい、自分のお腹を触ってみて、これは硬い、下がっている状態。輪郭はこう。」
手を取って、覚えてもらう。
骨盤高位で、膝揺らし・膝立て骨盤調整の動きを動診。
よく動いて痛みはないけど、お腹はソフトになった。
たけ 「はい、お腹に触って~柔らかくなったでしょ。
でもさっき言った高さより上がってないので、まだベルトはできないんですよ。
ここはとっても大事覚えてね。」
お腹が挙がらない原因は
上腹部はやや固め、左右差が有るのでこれは改善余地あり。
ハイパー骨盤高位(勝手なネーミングですが、足裏にもクッション入れて。)
で、ばんざい検査式上肢の挙上に、筋膜ストレッチをプラス。
これは突然ひらめいた。
多分体側伸ばしの操体法でいいんだろうけど
時短、時短。
たけ 「はい、触ってみて~変わったでしょ?分かりますか?
お腹の赤ちゃんの位置も変わっているよ~。
ホラ斜めに移動中だよ。」
妊婦さんに体の変化を感じてもらうことは大事ですね。
さて、ベルトの位置確認をして立ち上がっていただきました。
妊婦さん 「私、もっと上を締めていたと思う。」
たけ心の声
(いやいや、下がりすぎてたそのお腹で、上は締めてなかったと
思うけど、子が下がっていたんだって。)
妊婦さん 「すごい、お腹が上がった~分かる~楽~」
お二人目
介護職の方で、さらしユーザーでした。
使っているけどあちこちいたい。全身だるい、
お腹の張りも増えているって・・・大丈夫??
お腹を触診すると、やっぱり硬くて低い位置。
でも何とか逆子は直っていたそうだけど・・・
ここも骨盤高位で、お腹は幾分緩んだ事を確認。
ハイパー骨盤高位で、お一人目と同じ事をしてもあがらない。
ん~そうだな。
お一人目と違うのは、寛骨が前方回旋した状態
(触った感覚でいうと締める場所がないというか、幅が狭くなっている状態。)
なので、骨盤呼吸と私が呼んでいるセルフケアで、これを修正。
あがったあがった。分かるよね~と二人で共有。
立ち上がっての感想は?
「すっごく楽。お臍の周りでお腹が大きくなった。」
やっぱり、何とかしたいと思う人の意識は違うなぁと感じた日でした。
つけると苦しいけど、外すともっとしんどい何とかしたいなぁ~
このモチベーションは、あんまりオススメではないけどね。
あ~こんなのダメと支持することを断念する前に、
お会いできて良かったです。