助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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産後3日目に、退院後の骨盤固定の方法についてアドバイスしています。
今日は、1経産婦の方との話です。
私のとこでは、3日目までは、全員さらしの前締めです。
この方(以後Aさん)は、妊娠中はトコ2ユーザーで、右穴でした。
そういう方もさらしを使ってもらってます。まじめにさらしを締めくれておりました。
一人目のお子さんの時は、おっぱいの出の良い方で
今回も乳管は開通していていい感じなんですが
いかんせん分泌量が足りない??なんで・・・
もっと、話を聞いていくと
今回、後陣痛が痛くて痛くて、大変だったと。
お腹に触らせてもらうと、すごい右に偏っている!?
こんな時、皆さんはどうしますか?
この間は、ごろごろで成果が出ましたが・・・
今回は、骨盤体操で。
膝引き押しと膝倒しで、子宮が真中に戻りました。
それを早くにしてれば、この方の3日間は、変わっていただろうになぁ。
ボードに張ってあるなぜ内臓下垂を放置してはいけないのか?
とか、ハートのおしりになろう!とか・・・見てくださって。
(廊下にはそんなポスターが、貼ってあるので)
Aさん我慢強く、不快だけどさらしを締めつづけたんでしょうね。
もしかしたら・・という仮定を敢えて、させていただくなら
なにも締めないほうが、痛みは軽かったかもしれない・・
そう思うと切なくなります。
締めるだけで、身体が回復していくわけではない
骨盤固定の理論は、頭で理解するのではなく
身体が心地いいが基本・・・・そのあたりが抜けてはいけないんだなぁ~
と反省しました。
ポスターも少し考えなくてはいけないと思っています。
以前は骨盤固定をしていただくためのものでしたが
今度は、快適につけていただくためにと考えなおさねばいけないようです。
確かに骨盤固定は奥が深いです。しめればグーというのでもないってのは、数多くのケースで経験してます。分娩台での骨盤固定がかえって出血量upにつながった場合もあるので。その人の体にあった骨盤ケアを選択していくことの必要を感じています。もっともっと学ばねば。
昨日は病院の仕事でした。満床にも関わらず入院2、分娩1、予定の入院2。午前の訪問の仕事キャンセルするくらい忙しかったです。それでも抱き方の変な人がいやでも目に入ってくるので、そのつどしっかりと指導させていただきました。何度も注意した人が実は2回経産だったりして。縦だきの首ぐらぐらゆさゆさ。一番ワーストでした。赤ちゃんの正しい扱い方を入院中に他のスタッフが教えてくれるといいのですが、みんなそこまで見てない気づいてないのが現状です。母子を整体フイルターにかけると、あれもしようこれもしようってプランが。そして、必ず結果がすぐに出る。母も子も楽に、そして、助産師も仕事が楽しくなるんだけどね。