助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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セミナー参加者にはめづらしい話ではないですが
それ以外の方が読んでくださるかもしれない偶然もある
と期待して・・・
主訴: 37週4日の妊婦さん 恥骨が痛い
理由: 立位でみると、随分お腹が下がっています。
お腹を下から持って歩きたい感じ。
今は、そうでもないけど、夕方になると痛い。
寝がえりをうつと痛い・・という訴えと
歩き方が、引きずり歩きではないので
プラン:骨盤高位で、あげて固定すればいいな~と思いました。
~~~~~ところが想像通り、単純な骨盤高位ではあがらない。~~~~~~
肋骨の下縁に沿って触ってみると想像通り硬い。
これでは上がらないですね~
・・・・・ということで、寝たまま挙手の操体しました。
妊婦さんと二人で、『お~柔らかくなった』と確認しました。
膝引き押し操体、膝倒し、一連の操体法で
緩めば、赤ちゃんもごもごと動きだして上がっていきました。
ここで、さらしの前締めで 立ち上がっていただくと
動きも軽く、お腹も軽くなって、笑顔でお帰りになりました。
この方の寝姿を確認したら
「妊婦には、シムス位がいいと聞いたので、そうやって寝ていました。
楽な寝方と聞いたけど、全然楽じゃないですね」
再現してもらうと、そうでしょ~その寝方では誰も楽ではない・・という感じです。
恥骨がそれでは、ズレてしまいますから~
骨盤固定とともに、日常生活の指導の大切さを感じます。