助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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セミナーの中で、
『出産直後は赤ちゃんが通り抜けて、骨盤がまあるくなる。』
皆さんは、どう思いますか?
まあ、そうかな?
通り抜けるくらいだから、押されて整うかな?
どうでしょう?
今まで、あまり疑問に思ったことはなかったですが
今日、試してみたのです。
初産婦で、子宮口が1センチ開大時から、中央にあり
仰臥位を何より愛する方でした。
分娩後、膝倒しと膝引き押しの検査だけやってみました。
寝姿をストレートにして、膝倒し。
左右差は、ほとんどなし。
(分娩前は、左だった)
膝引き押しでは、右がでやすい。
(分娩前とおんなじ)
まあ、1例だけなので何とも言えないですが
ラインとなる脊柱は、分娩でストレートになっても
寛骨のゆがみまでは、改善されないんだな~??????????かな???
という印象です。(あくまでも私の印象ですよ)
4年前、初めて分娩台で、ごろごろした人も
右のお尻がひどく浮き上がっていたっけなぁ~
ごろごろであっという間に、その歪みが直ったので
今でも、画像が鮮明に頭の中に残っています。
皆さんは、こんな体験をされたことはありますか?
『仙骨の内側が突出していると児頭が斜径の位置で動かなくなる』
今回これ、かなり私の中では、ヒットでした。
さらに、『仙骨は誘導線だから、こちらへどうぞ~と案内してくれる』
もう、絶妙な説明ですよ!!!
当たり前じゃん・・と思うかもですが、これが最近多い頭頂位分娩
低在横定位(見えているのに動かない)の解決策かな?
まだ、見えてこないところがあるんですが
後頭頂骨低位は、確かに進まない
でも、なぜ起こるのか?
そう、どんな腰椎と仙骨関係の時に起こるのか?
これがわかると対処の方法が、ありますよね。
一人だと煮詰まるので、次回一緒に皆様考えてくださいませ。
ベルトのことが知りたくて、セミナーに参加して。
そうすると指導がガンガン入るもんですね。
昨日は、5人に説明しました。
そのうちのお一人・・・・妊娠30週
不定愁訴はないけど、試してみたい。
試着前に写真を撮り、全体の印象確認。
フラットバック気味ながら、おなかの位置は高く、いい形。
腿の前面が、やや張った印象がある?
お腹が高いので、まずは立位で、試着。
トコ2右穴を選ぶ。
臥位になり、腹部を触診。右肋骨の辺縁にそって
硬い印象あるので、骨盤高位のまま、挙手の操体法。
PSIS周辺には、しこりはないけど
やはり、腿は張ってる・・・・ん~とりあえず
膝引き押しもやっておこう。
両方やって尋ねると、挙手が気持ちいいとのこと。
(んじゃ、これを続けてもらう操体にセレクト)
ゆるみが3センチほど出たので、締め直して
立位で写真撮影。
変わったのは、足首の角度ですね~
写真にしてみると一目瞭然です。
歩いた感じもいい感じということで、終了。
追伸:写真はいいですね。
この方は下垂がなかったので、腹部の印象は
変わらないですが、足首と肩のあたりに変化が出ました。
まあ、説明しないとクライアントは気付かないくらいなんですけどね。
今回入門から参加しました。復習だとスルーすることが多いと思いますが
お得情報は、実は満載なんですね~
はじめて骨盤ケアに触れている人に、わかりやすく、感動を呼ぶ。
実は、かなり高度なセミナーだと思います。
その中より・・・
ベルトの締め方・・・実はこれ、かなりなびっくりでした。
というか、自身の体の変化にびっくりでした。
ずっとトコちゃん1の右2枚で安定していたように思っていたのが、
今回一番気持ち良かったのが、さらし中央締め+トコ2左穴正中
締めだったのです。
今までの私の常識なら、ありえな~いです。
おもわず『すご~い』と叫んでおりました。
仙骨の傾きをおしりの筋肉の移動で、正す。(トコ2)
おへその向きを少し変えるような動きで、回旋軸を正す。(トコ1)
それぞれに個性があるけど、その組み合わせの多様さは
トコ1で左右×2、トコ2で、左右正中の3種。合わせ技で、さらし。
なんでこんなに面倒なのだろうと思う方も多いでしょう。
でも、これが産婆の引き出しなのでございます。
それだけ複雑に変化のある骨盤に対応するには
その組み合わせを、変幻自在に指導できるということが
職人なのだろうなぁ~
トコ1をトコ2を正しい位置に、締めることができるのであれば
我が家の小学生でもできてしまうし・・
などと偉そうですが、自分の体もよく分かってなかったなぁ~
と感動とともに、反省したのでありました。
わかるとできるの差を感じた、セミナーでした。