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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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主訴:仰向けで寝ると腰が痛いことがある。
    股関節が痛むことがある

今日はトコトコ相談日でしたので
一番腰が変化して、興味深かった症例から・・。

現在は、あまり症状がないという事でしたが
立位では、左回旋した上半身をされていて
右肩が下がり、右腰が高い
(右半身が上下に縮んだような感じです)

仰臥位で寝ると隙間がないほどぴったり
マットに腰がついてしまう。
そりが消えて、仰向けはしんどいのですね。
仰臥位で、仙骨が当たる違和感はなかったのですが。

膝倒しで、L3修正
(ここの選び方を現在再検討中)

膝たて骨盤調整
左を引くような動きで痛みが出るので、逆方向で。
(仙骨の先が左へ振れる動きですね)

この2種類で、わずかに腰に隙間が・・・

お~

首前後の操体で、

お~

更に大腰筋調整(活法の)で

御本人も

お~隙間ができた!!

一つ一つ、確かめながらやっていくと
実に興味深いですね。

最後は片足立ちで、すっくと立つ事が
できるようになりました。

お出でになったときは、初めて歩く赤ちゃん並に
おっかなびっくりな感じでしたが・・・。

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今日はものすごい頭との戦いだったなぁ・・・
 
全開大で2時間・・・うんともすんとも動かず
誘導線をあれやこれや
(セミナー受けたてだから、ラインを意識してみました。
 普段は、呼吸をしやすいを一番に考えてるのですが・・)
 
なるほど収縮がくると腹圧はかかるのですが、動かない。
産瘤ができて、その奥に骨重が深く形成されている・・・けど
その方向が、また妙な??ここにあるわけないような位置に。
 
第1回旋が上手くいかないとこうも大変なものか・・という代表例のような
お産でした。
 
*******************************
日勤から、7~8センチ開大で、陣痛5分間歇です。
入院から4センチが半日続いて、やっと進みだしました・・と送られる。
 
訪室すると扁平骨盤で、仙骨はロックしたような動きの硬さがある。
膝立て骨盤調整では、左の伸展動作が楽。右の仙棘靭帯が硬縮あり。
膝倒しでは、L5は左右差がないのに、L2で大きく左が動く。
縦に長いおなかで、赤ちゃんの背が伸びている印象です。
『??』まだ、うまく陥入していないってことか?
 
3時間後、子宮ほぼ全開大で、破水。
この時点で、児頭は第2頭位置で、右の股関節に向かって先進。
左方向に空間が生じており、内診指で容易に挙上可能(??)
 
ここから、いろんなことをしていきましたが、陣痛が強くなる
心音がふらつく、だましだましで側臥位で、排臨したにもかかわらず
1時間・・・この状態でも頭を押し上げれば、動いてしまう!!
陣痛が微弱になったので、医師に上申。
クリステレル+吸引分娩で生まれました。
赤ちゃんはAP9点   良かったとっても元気。
 
**********************************
ただし、その頭は・・・
お腹の中ですでにあたまが絶壁だったり、おおきく変形していたであろう?赤ちゃん
(頭の一部が長期間圧迫を受けていたであろうと想像できる形)が最近多いのですが、
この赤ちゃんもしかり。
吸引のカップは、正中にかかっているにもかかわらず、右耳の後ろから後頭骨にかけて、尾根が形成されている!!
三角とか菱形とか、ソロバンの珠型とか、もはや分類できない変形です。
頭血腫はなし。
 
もう、3Dでは想像もできない世界です。
がっくりしたのは・・・
パパに、向きがおかしくなったのは、
いろいろ(骨盤を調整)したせいではないのかと
 
・・・絶句。
 
出血が少ないのも、お子さんが元気なのも血流が保たれているからなんて
まあ、想いもしないですよね。

最近、ご無沙汰してしまった母子整体研究会のセミナー

やっとこ参加できました。

いや~あまりの変化に絶句やら、感激やらで2日間があっという間でした。

感激その1
  骨盤ケア・・・・整える・支える・あげる  のコンセプトですね。
           そして、アイテム卒業までの流れが明確になったことは、
           大変意義があると思いました。
  


感激その2
  骨盤支持の方法・・・閉める力が出る姿勢でいいのだ。
  あまり細かくは書けませんが、いろんな制約がありません。
  その支持も強さが適切かどうかという判断をCLがよりしやすい
  やり方が確認方法があるのです。

  この方法により切迫早産で入院中の方でも無理のない支持が
  できそうです。

感激その3
  操体法の実力・・・・より軽微な動きで、最高の変化。
              
  慣れた(親しみのある?)操体法の意外な応用バージョン
  私は尻尾探しを楽だ~と思ったことは無かったのですが
  楽にできる姿勢を今回発見しました(教えていただきましただろ?)
  これにより、一般の尻尾探しの動きが変化するので、びっくりです。

  脱力の方向
  これが今回大問題でしたね~コレは実は追及すると難しい。
  でも、脱力できない状況というか人も居るんだという事を知っただけでも
  今後の課題になるかな。

  自分自身も骨盤調整の操体法で、足に力が入っている
  インナーマッスルを使って動かす事の意味が良く分かっていませんでした。
  指摘されるまで気づかなかった~

  操体法の選択
  
ロールプレイイングの時間がありまして、家で骨盤ケアができるように15分以内で
  指導をするというお題がでました。

  いや~あせった。この時点でセミナーの中で習った操体法は3種類、コノ人に何か1種類
  考えたときのみんなの選択の仕方が面白かったです。
  私は痛みが出た動きを消す操体法を選んでみましたが・・・・さて。

  トコトコの皆さんは何を選ぶでしょうね?
  意見がきいてみたいですね~

  今の業務の中で使うためには、判断力とともに決断力、表現力が必要であることが
  身に沁みました。指導と調整、装着指導で45分くらいかかってきたことも見直す必要が
  ありそうです。

  身体の見立て
  立ち姿勢や寝姿勢、骨盤の変位から分娩予測をする
  寝姿勢を安楽にする工夫
  この2点に関しては、チームで検証していきました。

  チームでやって楽しくもアリ、私のようにすぐ3Dで映像が出ないい女は
  その姿勢を自分がとってみないと理解できず・・
  当然そんな時間は無く・・・汗が出ますた。

  でも立ち姿勢で判断できたら・・・・どうですか?
  症状を出す前に、対応できたら・・・どうですか?

  ワクワクしますね♪

  整体師になるのではなく、助産師なんだ
  
  
助産診断ができる、分娩予測ができる、
  器械の情報ではなく、私たちの手と目の技術で。
 
  ちょっと表現が違っていると思いますが、受け取ったメッセージです。
  変化に気づく、情報処理で予測し、正常に近づけていく。
  治すという領域で関わらないことが、重要なんだなぁ。

いろいろあったんですが、書ききれないほどの課題と
発見とこれからの視点のヒントを持って帰れたように思います。

つくづく思うのは、セミナーは受けに行かないといけないわけだ。
少なくとも骨盤ケアをする・・・という意識であれば、最新情報は
必要ですね。自分の化石ぶりにボーゼンでした。

しかし、テキストに書いてあることすらが
『今はしないのよ』という現状・・・それは、進化し続ける技術の証でもある訳ですが
セミナーを受けた側からすると、変化している事すらに気づけない現状でもあります。

何が変わった、進化しているというような広告?ML?が出たなら
すぐ飛んでいくんだけどなぁ (たけ心の声)

  
  

ふ~手強いですよ。

ゆるみがきついんですね~
大転子後部を内股に寄せるように両手で支えると
(下垂がきつくて、アイテムによる支持が現在不能なんです)

CL 『・・・・ん~かなり楽。』


この位置で支えてあげるには???
骨盤高位+体の側面を支える?

あ~これしか思いつきませんでした。
22aa28a0.png

その他の特徴としては、肩甲骨がガチガチで
下制の動きは、まったくと言っていいほど
動きません。

特に右 耳たぶ下部もガチガチ

  頬骨は、左を下方に押すと圧痛が出ます。

  CL 『そういや~最近あごが痛い』

やっぱり、背部に注目してみるか~??
という事で背骨を呼吸に合わせて、動かしてみました。

深呼吸で身体が動かないので、ここをターゲットにしてみようと思います。
どうなるかな~

第2報となります、切迫早産さん。

3日ぶりに関わる事ができました。
この間にもお話した首の動きは
忠実にこなしてくださっており
(首メインで、身体がどう変化していくか?)

● 身体の様子

     ●右足首、右親指に異常             →→ 改善
     ●首の後屈制限                  →→ 多少あり
     ●首の左回旋                   →→ あり
     ●恥骨上の硬さ(児頭ではなく)         →→ あり
     ●左梨状筋の張り(痛みは現在ここにある)  →→張りなし、痛みあり

胎児は横位気味でしたが、動きがいいのでここは問題なし。
明らかな腹部の形状の変化があり、臍上方向に子宮が丸みを
帯びてきています。

首がここまで深く関わっているとは、吃驚します。
(今頃?)今度は、別のポイントを探してみます。

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