助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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分娩誘発で、ブジーが入って、PG6T内服。
子宮口7センチ開大、もうじきブジーが脱出するだろう・・
という、妊婦さんを夕方から受け持ちました。
一緒に勤務した看護師までも、歩き方変ですよね~
というほど、おかしな歩き方でして、
さっそく出かけると
仰臥位でお尻を上げるのすら痛みを伴う
膝引き押しは、動かせず
膝倒しも、右はまあまあ、左は無理という感じでした。
とりあえず、膝倒しなら幾分できたので、ファーストチョイス。
この後、膝引き。そして、腰反らし。
出来る動きだけ、極小さく。
そして、前締めで固定しました。
(実は、日勤者がトコ2で固定をしてくれていたのですが
それで、やっと腰があがるものの痛みが取れていませんでした。)
その場では、ひょいと痛みなく腰が上がる程度
でしたが、翌日には
「腰が楽んなりました。」と反応がいただけました。
歩き姿もOKです。
(実は、ブジーを抜いた後、陣痛が遠のいたので
そのせいかもしれないのですが。)
日勤に申し送って帰りましたが・・・・
分娩姿勢をまだ取れなかったこの人が
どんな分娩を迎えたのか?
未分娩で残っているのか?
本日は連続夜勤なので、楽しみです。
では、夜勤に行ってきま~す。
腰痛は、すぐ消えてしまったようです。
退院を控えて、ベルトを購入したいとのこと。
また、身体をみせてもらったのですが
全体的なゆがみが大きく改善しているわけでは
ないのですが、
腰痛は、その日のうちに消えてしまったようです。
(生活行動のせいかな?)
骨盤のほうは簡単な、操体までやらずとも
簡単な動きですぐ、改善するので
O脚の操体を中心にお伝えしました。
トコちゃん2ベルトを身体が選択されたのですが
(骨盤が整ってくると、快と不快がはっきり知覚
されるようですね。)
産褥早期のベルト選択なので
不快な症状・・・身体が左右に振らないと歩きにくい
片足で立てない
恥骨が痛む、すり足になる
が出てきたときには、さらし前固定に戻るようにと
付け加えて、本日はおしまいです。
「陣痛の間は、お腹が痛いだけで 腰は何ともなかったんですけど
産んだ後から腰が痛いんですね~これって、普通ですよね?」
たけ「・・・・絶句」
骨盤固定は、スタンダードに行っている当院の産婦に
これだけは、言わせたくない言葉です。
歩く姿が気になって、声をかけ腰回しを勧めようと
訪ねた矢先の発言です。
「何だか楽じゃなくて、仰向けで寝てるんですけど・・」
L3の膝倒しが一番違和感がありました。
骨盤高位の膝引き押しでは、同種の違和感はでないので
まづこれを優先。
脚長差は取れているのですが
大腿の内旋・外旋のバランスが改善しません。
次に、膝倒しをL3で行っていただきました。
一番最初の違和感ほどではないけど
左右差有り。自己操体で、違和感消失。
内旋・外旋のバランスもOKとなったので
さらしで固定し直しました。
仰臥位では、腰がまるまる方が楽とのことでしたので
大腿にクッションを挟んで休むことを勧めました。
横向きならば、膝に挟むのは必須ですね。
・・・・という話をして、終わりにしました。
何故、腰に違和感が出てきたのか?
原因まではつかめないですが
猫背がきつい。右がつまった印象で
縮んで、右へ回旋していました。
O脚で、左膝がより離れていました。
セルフでどこまで改善するかを
また、報告しますね♪
「このままいったら、今日は退院できても
近々切迫早産で入院なんてことになっては大変。」
って、思いますよね。
フラットバックを急にどうにかできるわけもなし。
首の操体は、効果的だが続く保証もなし。
(Aさん、ごめんなさい。)
そこで、もう一度お腹が上がらない理由を考える。
骨盤の動きはスムーズ、腰椎の動きも格別問題なし。
上腹部の緊張は取れている。
ん~身体の裏側か??
Aさんの姿勢を考えていくと・・・特徴的なのは?
そう、腸骨陵の高さより、へその位置が低いんです。
そう、そう、お腹がぶら下がったような感じ。
(なすびちゃんですね♪)
Aさんに、仰臥位で、いきみのポーズをしていただくと
全く出来ません。とても辛そうな顔になる。
逆に、へそ裏を浮かせる動きはとっても楽です。
・・・・そう、ここがポイントだったんですね、おそらく。
ということで、これを緩める操体法を話しました。
続けてくださるとうれしいです。
必ず反応を取りに行こうと誓う、たけでした。