助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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>妊娠七週目ですが、つわりがひどくて食事も受けつけません。
>4回ほど吐きましたが、何も食べていないので、胃液しか出ません。
>今回の妊娠で3人目なのですが、上2人の時も、同じようにひどかったです。
例えば、こういう質問があれば
水分摂取の方法や食事の工夫、安静などを指導することが多いと思います。
またメンタル面も欠かせない、イライラしないために気分転換なども話したりする。
それでは改善しないつわりは、入院して輸液管理・・・が一般的でしょうか?
また整体的に考えるならば、脊柱の捻じれによる神経系の圧迫なども考え
操体法などで骨格を整える方法も伝えたり・・・
それでも手におえないつわりはたくさん存在する。
そんなヒントを一つ見つけました。
以下は、http://www.geocities.jp/youjyodo2/kmandara2/20.html
よりお借りしました。
【20】肝火
肝火上攻 (肝の陰血が枯れて相火を制止できず、火は高巓に上る) 肝欝化火 (気鬱により肝が疎泄を失すると肝は気実から火を生ずる/肝火証) <肝火により現れる症状> 1胃痛 2つわり妊娠悪阻 3吐血 1咳嗽 1耳鳴り耳聾 2舌痛 3耳塞がり 4鼻血 5痩せ 6目赤 7月経過多
<相談例>
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>妊娠七週目ですが、つわりがひどくて食事も受けつけません。
>4回ほど吐きましたが、何も食べていないので、胃液しか出ません。
>今回の妊娠で3人目なのですが、上2人の時も、同じようにひどかったです。
つわりは虚実寒熱によって四種類に分かれます。
1. 胃虚……もともとの胃弱から食欲不振が先にある
2. 胃寒……もともと寒冷に敏感でよく下痢をする
3. 胃熱……口渇のため冷水を欲しがる
4. 肝熱……胃液や胆汁を吐く
これより4.肝熱がもっとも疑われます。
熱性のつわりは「火熱上逆」により激しい嘔吐となります。
もともと肝の陰気が不足している人が妊娠すると、養胎のために子宮や胎盤へ血液が集め
られるのでますます肝陰が不足します。
すると相対的に肝陽がいよいよ亢じてきて「肝気横逆犯胃」といって、肝熱が胃を攻める
ので胃の中に何もなくても激しく吐くのです。
入院適応になる悪阻にはこういう事もあるのですね~ 言葉の意味を全て理解できるわけではないですけど 判れる人にはなりたいですね~ とうよういがくに興味が沸いてきました。
乳房の鬱積は、産後最初のママへの試練として、
けっこうしんどいですね。
マッサージも逆効果の事がありますし
産後2日間、夜間は赤ちゃんを新生児室で預かる体制では
頻回授乳はままならず・・・
これは体の仕組みとして、仕方ない事なのか?
このあたりをどう考えればいいのかなぁ?
・・・整体的視野で考えるとどうなるんだろう??
とここ最近は、いままで当たり前だった事を考え直しつつあります。
もちろん骨盤メンテナンスとしてのアプローチは続けてますが
よく出る人、出ない人の特定化が、できないというか
こうすれば一番経過が早いという、羅針盤をもてていない感じなんです。
ちょっと考えてみようっと
前回投稿のVBACの方は、無事出産なさってました。
しかも、ご安産の様子で赤ちゃんともすでに同室。
良かった、良かった。
VBACは危険も伴うけど、無事経過することで
得るものは計り知れない・・・・
反復帝王切開が必ずしも安全ではない
と説明を受けた時、自分ならどう選択するかなぁ~?
といつも考えます。
私達医療者は、クライアントの選択を精一杯支持して
あげるだけなんですけどね。
主役は、赤ちゃんとおかあさん。
前回帝王切開。今回は経膣希望で本日がタイムリミットの妊婦がいる。
そう朝話をきいて、今日来ればなぁ~身体に触ってみたい
たけ心の声 (陣痛が起こせないかなぁ~)
・・・・願えば叶うものですね~。
分娩介助が終わって、手がすいたところにNSTに現れた!!
この方もL5とL2に短縮があり、膝倒し挙手ミックスで改善。
骨盤高位で膝立て骨盤調整と骨盤呼吸の動きで
骨盤周囲の動きを改善。
その後の腹部触診では、きっちり児頭固定しているし、
NST上、事前に感じていなかった収縮が、10分おきに起きている!!
もしかしたら、VBACもいけるんじゃないかな・・・と感触。
その後の外来診察でGOサインがでて、予定帝王切開から
明日ダブルセットアップで誘発入院となったそうです。
ギリギリ間に合った?一役買ったのではないか?と・・・・演出家は思うのです。
自己満足かもしれないです。
けれども、助産師は目的を持った意図的なアクションがとれなくてはいけないと思うんですね。
そうでないと異常の早期発見は産科看護婦でもできますから・・・。
前日予定日超過で入院。
アトニンO点滴で促進するが、陣痛乗らず抜針。
夜間は睡眠十分とれ、さて・・・
本日、子宮口開大8センチ・・・陣痛なし
指示は人口破膜+アトニンO促進でした。
医師の朝の診察前にレオポルド触診。
第1胎向第2分類 児頭浮球あり
仕切り直さねば進まないのでは?
まず 大腰筋の調整
これは
膝倒しでも確認できるので、L5とL2で短縮あり。
ゼネラル調整(久々に使いました♪)
いつもは産後の骨盤も考え操体法を指導することが
多いですから・・
そして骨盤高位で膝立て骨盤調整の動き
この後レオポルドで確認すると第1分類でいい感じ
のお腹の形になりました。
よく産婦さんに説明するときに、児頭がカギで
骨盤が鍵穴という説明を使います。
しっかりささらないと回転しない・・と話すとイメージが
つながるようです。
この後点滴を始めましたが、最初から痛みを伴う張りが
おきていました。昨日とは歴然の差。
でも、周囲の反応とすれば、機が熟したという反応ですが。
私的には、軌道修正が上手くいった!!と思ってます。
(ここは上手くいったところだから、心の中でガッツポーズ)
1時間足らずで、全開大となり30分かかりはしましたが
頭位35.5センチの赤ちゃんが生まれました。
やはり促進剤を使うにしてもラインが整ったところで
薬剤を使うのとそうでないのでは、進行に差が出る。
ここの所を助産師は影の演出者となって、主演女優をフォロー
すべきですよねぇ。