助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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また 新たな切迫早産の方がお見えになっています。
円錐切除後の妊娠であった初産の時は何も
問題なく経過。
妊娠2回目の今回は、頸管長がどんどん短縮。
入院加療の運びとなりました。
医師の指示で、骨盤高位とトコちゃんベルトの装着が
指示されてました。入院して1日目にお会いしたのですが
相棒 「たけちゃん・・・何だかベルトが変だと思うんだよね」
たけ 「あれゃ??」
何とトコ2が前後逆に巻かれてまして・・・
たけ 「入院してからどうですか?」
CL 「お腹が張らなくなって、楽ですね」
たけ 「それは良かった・・でも、もう少しお腹が楽な
支え方があるからやって見ましょうか?」
骨盤高位では上がらない・・・やっぱり日の出状態の子宮です。
これをあげて、前後で触診してもらって、正しいつけ方を説明。
CL 「すごい楽ですね~」
相棒 「お腹の形がぜんぜん違うね~」
トイレの降り方なども説明して退室。
まあ、ここまではいつもの事なんですが・・・。
翌日、朝食後に訪室すると
CL 「お尻をあげているほうが楽なんですよ」
たけ 「??ドレドレ、お腹を見せてくださいね」
あ~あ、腸骨を固定している・・・
子宮が下がっている・・・あ~
もう一度、なぜここをとめてはいけないか
トイレに降りるたびに位置と骨盤高位で
お腹を触診してみてね・・・と再度説明。
何度も繰り返してきたこの状況を
いかに打破するかが今年の締めくくり課題となりそうです。
子宮筋腫核核出手術後(産後2ヶ月)
腰仙関節周囲の痛みが主訴でした。
でも、これは妊娠中からの痛みで・・・
とりあえず、オペ後3日目あたりから
赤ちゃんのおむつを変えたりの前かがみが
辛いという事だったので、トコ1を使ってみて
いただきました。
CL:幾分はいいかも・・・・
抜ていが済んだ日
骨盤ゴロゴロ、足指回し
やはり仙骨が浮き捻じれしている状態で
腰方形筋周囲が緊張していました。
セミナーの中からは消えてしまったようですが
ゴロゴロは好きな手技のひとつです。
チョッと手をくわえると話しながらでもできるから。
仙骨が整ったところで
仰臥位で寝て頂いて
腹部の触診をば。
・・・というのは、施術に先立って動診をすると
骨盤回転の動きで、左を伸ばすときに
CL: 傷がいたい感じですね。
という返事を受けて。前にも何かあるのではないかと??
右の側腹が固い印象で
肋骨が下がっていました・・・・ん~さて?
たけ) 体側伸ばしをしてみよ!!
こんなんで、ありゃりゃ・・・いい感じになりました。
伸展痛もとれました・・・すごいかも
CL:
いや~昼間お腹が張って痛かったけど
仕事が忙しくて、替われなくて・・・
1時間に3~4回痛かったんですよね。
出血したのでビックリして電話しました。
たけ:
職場の人が気づいてくれると良かった
のにね~。
返す言葉がなくなっちゃいました。
ベッド上での安静臥床の話
面会制限がある事など・・・説明するたび表情が曇っていきます。
お腹を触れば、骨盤にお腹が初日の出のように潜り込んでます。
カチカチな状態になれていらっしゃるんでしょうね。
本人の自覚がいまいちです。
当然単純な骨盤高位では、頭が出てきません。
足首も硬いし、上腹部も右が硬い。
簡単なほぐしで、児頭は上昇しましたが
正直入院当日は、あまり積極的な関わりを
持てません。
これは、本人の反応を引き出すのが困難で
快・不快を感じる感度が低いため。
長時間同じ人に関わることができないため。
言い訳がましいですが、安静にして
翌日はふわふわのお腹に変わっていました。
ここからの課題は
いかに子宮を持ち上げられるか?
上がった状態を本人が感じられるか?
上がった状態をキープできるか?
下がったときに、本人が対応できるか?
そんな所を考えつつ
進めていきます。
主訴)
仰向けで寝るとお尻が当たって痛いし
拡がってくる感じがする。
1経産婦さんなのですが、営業で車での外回りが多いです。
わずか11週ほどなのですが、お腹の張りを自覚しています。
たけ)
もう、切迫早産の予備軍ですな・・・
お会いできてよかったです。
立位で気になるのは、右に傾くと右腰が痛くて
身体を左にひねると左のお腹が突っ張って痛いそうです。
結構しんどい身体です。
ん~いきなり操体法は無理そうです。
お腹の触診をしてみたい所ですが
仰向けはしんどいということで
お知り周囲の触診から。
仙骨底右が浮いていました。
PSISもずれてるし・・。
ということで、
左側臥位 指回しから始めました。
足の背屈がガチガチで、右の親指がガチガチでした。
当然ながら、下腿側面もガチガチで
さすっても痛そうと言うか、冷えがきつそうでした。
左の肩も緊張からガチガチ
いろんな所へ影響が及んでいます。
このあたりの修正が済んでから
お尻に触るとあら!あら!
仙骨のもっこりが引っ込んだ!!
半身も施術してから、仰臥位で寝てももう大丈夫。
仙骨が当たって痛いという事はなくなりました。
ただ、痛みが消えたわけではないんです。
支持で動きやすくなっただけ
それでも
「楽になる」そのことに意味があると思うのです。
この間のおっぱいケアと身体の感じが違うので
記録残そうかな??と思いまして・・・
とりあえず検査すると
左に傾いて、前傾して、右に回旋するのが楽な方でした。
仰臥位だと右の腸骨が内巻き
調子が悪いのは、左のおっぱい。
お腹の力は抜けちゃっている感じですね。
この腸骨の内巻きは同じなんですけどね・・。
座位で挙手してもらうと
右手を上げたとき
CL 「痛くて手が伸ばせない感じですぅ」
上体をひねると
CL 「右へねじると痛いですぅ~」
たけ ) ???
「調子が悪いのは右なのにおかしいですね??」
CLさんの気づきは素晴らしい!!
トレビア~ン!!
もう一つ
骨盤高位の骨盤回転の動きで、内巻きは
簡単に取れてしまいました・・・
いいのか?こんな緩さで??と思います。
右の肩回しをして、手首調整。
左の肩甲骨を調整して
上体ひねりと体側伸ばしで終了。
この方何度も繰り返してマッサージにおいでになるのには
過度の搾乳の影響かと思いますが
5ヶ月でおっぱいだけ育児を頑張っている彼女に
いいあぐねてしまいまして
ハイハイ運動と手首フリフリを忘れないようにと
伝授いたしました♪