助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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久々にお産の介助です。
7センチ開大 PG飲み切って、間欠が5~6分といった申し送りを
受けました。
お腹を触診に行くと見事にいびつな形でした。
『おいおい、どこへ向かっているの?』という感じでした。
右に児頭、左に殿部が対角にいる。
さて・・・いつものことですが
骨盤高位で、膝引き押し(骨盤回転操体でしたっけ?)
下ろして、膝倒しこれは左右差なしだったので、左右倒し。
側臥位 になっていただいて、仙骨触診。
ン~良く分からんけど、尾骨は邪魔しなさそう。
まだASの状態で右の寛骨が固まっているので、ここを調節。
腰仙関節もガチガチなので、さあ、動け動け。
ということで、15分くらいで退室しました。
それから15分後で、1分間欠になったと呼ばれ、9センチ。
骨盤ごろごろ側臥位 版をやっているうちに、
全開大から、分娩まで、25分。
画像からは分かりにくいと思いますが、
右の後頭骨の上あたりに、斜めに産瘤があるんですよ~
いかに変な入り方をしてたかって話ですよね。
仕切り直せてからの経過が早くて良かったです。
昨日お目にかかった人は、お尻と大腿にしびれと痛みがでると
お電話くださった7か月の妊婦さんです。
電話で、はいはい操体とベルトの穴を左右入れ変えてみよう
と話してあったのですが・・・。
『ベルトはどうも調子が悪かったので・・・
今日は痛みは調子がいいんです。』
まあ、いつものことかも
のど元過ぎれば熱さを忘れる。
まあ、動診。痛みのある右に重心をかけています。
片足立ちはOK。
足組みをするというので、旧膝引き押しの操体と
体側伸ばしの操体法をやっていただき、
座った感じの違いを感じていただきました。
とにかく坐骨が開き気味で
下肢の外側は、ガチガチ。
上半身もガチガチで、おやまあ・・・という凝りよう。
なのに意外や意外、子宮は高い位置でキープされてるのです。
まあ、全体に硬い印象でしたけどね。
操体後は、お腹はふわふわに変わりました。
このあたりも何だか不思議ですね~。
知りたいことはいっぱい。
はてなもいっぱい。
これでは、ベルトの心地よさは分からないだろうと
思うほどガチガチ。
こういう人こそ操体法を続けたたらいいんだろうな。
肩を回して、おっぱいやO脚の話をしておいたけど
痛みが取れたとか、楽な感じをつかんだとか
インパクトのない施術だったので、
続けてくださるかな~
ベルトが心地いい身体になりますように。
せめて、足組みをやめて下さればこのかた痛みとは
サヨナラできると思います。
(でも、前締めと後ろ締めの違いはききわける身体になったんですけどね)
>家で安静にしているだけあって
>肋骨下縁にも、側腹にも拘縮がないのが
>幸いでした。
>簡単に挙上できました。
>固定の仕方を再確認
>子宮が上がらないような事が起こったら
>すぐ予約を取っていただくように勧めました。
>是非、入院管理とならずに過ごせますように。
と8月23日投稿した方から連絡入りました。
先日の恥骨の方の追記です。
セミナー受講で、下着の影響にも気を配らねば・・・
ということに、開眼して(遅すぎ…汗)
身につけておいでの妊婦ショーツはすでにきつい。
cl 「もう一段階高いパンツは、調節がついているんですけどね~」
たけ 「高いパンツは、必要ないですよ。腹巻してるから
ほれほれ、こうやって。高くてもきつけりゃ~
意味はないのですから。」
パンツを折り返してしまいました。
はいてきたマタニティパンツもすでにきつい。
cl 「もう1本もこんなサイズです。」
たけ 「そうか~圧迫は下垂につながるのね。
今の症状もその影響があるんで、
晒しで支えるだけで楽でないのは、そんな影響もあるんですよ。
もうひと超え、お腹は大きくなるのでね。家ではどう?」
cl 「ジャージ履いていることが多いかな?」
たけ 「では、押さえすぎてないか、いつもチェックしてね。」
この日は、入院患者のショーツもチェックしました。
やっぱり、やっぱりこの影響は大きいのだと
あらためて感じることがあったのですが・・・・それは、ここでは
書けないので練習会にでも。
身近にできることはたくさんありますね~
夜勤前の時間が、施術タイム・・というペースが出来上がってしまい
昨日は、妊娠後期で恥骨痛という方に会いました。
『産後にとこちゃん2を購入、今回腰痛が出てトコちゃん2を
使用していたところでの、恥骨痛出現』
セミナーを受けての初は、気合いが入ります。
まず、歩き姿勢を見ていくと
左右にゆらゆら、やっちゃん歩き。
晒しで前締めをしている状態です。
(前支持というのでしょうかね?)
「これでも、歩きやすくなったんです。」
身体の動きやすさで見ていくと
左に傾き、つま先に体重をのせ、左方向に身体をねじると
安定するタイプの方です。
恥骨の触診では
恥骨離解基本の操体2種をして
もう一度前締めをしてみました。
「歩きやすいですね・・・うん?」
まあ、まあなんですね~きっと。
この?を追いかけるのが、私なしごとなわけで
ここから、職人魂です。
(偉そうに言うところではないですね。
母整研のみなさまなら、当たり前ですね。)
さて・・・
立位での、アライメントは、整ってますが
動きが安定していない。
ここでもし、ウィーフィットがあったら左右の重心差が
大きいことが証明できると思うのですが・・
さて、トコ2の出番ですね。
こんな時の重心安定に非常に役立ちます。
「左右は両方締めて、気持ちのいい方向で」
が定番ですが、
「この人できるな!」と思わせるには
もうひと技必要?ですよね。
そこで、片足立ちしてもらいましょう。
ぞの軸足の方向に、穴を持って行ってみましょ。
8割がたはOKだと思いますよ。
(違っていたら、そういうケースなんだ~と思ってくださいな
責任は一切持てませんが、ぜひ試してみてください。)
もち、頭のぶれない歩き方ができるようになりました。
「良いですね~♪」
やっと笑顔が見えましたよ。これが最高の報酬です。