助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
CL:「恥骨の近くに筋肉痛のような痛みがあって・・
立ち上がるのがしんどい
歩くとき足が痛いと思いつつ、歩いている」
産後4日目、明日は退院という人から
声がかかりました。
うちの医院はお産直後から前支持をして
いますし、この方もまじめに巻きなおして
下さっているようでしたが・・・
恥骨を触っても段差もなければ
臥位 での動診では痛みはでない。
となればゆるみが一番じゃないかな?
でも、ゆるみは2分の1指くらいだけど
でも、まあ・・・・・
まあ、支え方が不適切?位置は?強さは?
眠るときの姿勢は?各所チェックして
セルフの恥骨を整える動きを復習。
とりあえず夜間なので、今までの指導を再確認。
翌朝様子を聞かせてもらうことにしました。
CL:「やっぱり痛みが・・・・」
なれば、ダブル支持ですよね。
もう瞬殺?即決でしたよ。
CL:「起き上がるのに痛くない、これなら歩きも楽」
もう、これでOKですよね。身体の快・不快が分かっているから
無理しないですもん、この方は。
何故なんだろう?より、CLの楽珍が一番ですから
時間はかけられなかったですが
いま、これについて考えています。
何でこれくらいの緩みで、恥骨痛なのか?
姿勢(重心)と前支持の不適合性があるんじゃないのかなぁ~
支持すると恥骨に負担がかかるタイプの人がね。
ん~最近2件続いているです。
上半身に特徴的な凝りも見つからず
当然、心窩部付近もソフト
側腹にも凝りなどみつからず
でも・・・・
下肢がすっごくガチガチ。
足首もよく回らない感じです。
昨日の人など
L5での膝倒しの角度が非常に小さくなっている以外
L4以下左右差も判別できません。
そりが苦手で、丸くなるのもやや苦手
ただ、腰痛があってトコ2を使っていましたが
前支持で歩き方が激変しました。
首もチェックしたけど????
結局、これかな?と思えるものが
なくて・・・
前かがみの姿勢が辛いという事なので
体の使い方を教えて差し上げました。
にしても・・・・昨日お会いした4名様は~
正面に起き上がるので、横を向いて起きてね。
と声をかけること数度。
やっと横向いておきるようになったと
思えば、正面で倒れていく・・・・
あ~頑張ります!!
今日は、3人連続で・・・
1件目はベルトの使用感が悪いという事で
お目にかかりました。
締めていると腰は楽だが、下っ腹が・・
下がっていると言われるし(本人の自覚はなし)
簡単な骨盤高位で十分でした。
骨盤を動かす事も何なくクリア。お腹の丸みが出てきました。
寝ている段階ではよく分からないようでしたが
立ってみると自分で今まで締めていた着用感の差は実感できる。
そこの所(子宮が挙上されている状態)を
本人がきちんとキャッチできるようにしてあげるのが
なかなか難しいです。
着用感が不快になったら連絡頂戴ね~と別れました。
2番目は70歳女子
定期健診で血圧を計りに着たら血圧も高いし
肩も凝っているとのことで外来から。
(なんでもアリデスね、うちは。)
うつ伏せで気になったのは、骨盤のねじれ。
左が浮いちゃっています。
それを話すと
CL 「分かるわかる・・」
たけ心 「違いの分かる女じゃ」
身体の感度が高いですね~頭が柔らかい(頭の皮も・・)
そこが取れたら8割OK。
後はトコトコ新潟で練習した肩回しと剥離
仕上げはさらし固定。
CL 「こりゃいいこと教えてもらったて
ばあちゃんが箪笥のここにさらしがあるぜと
とって置いてくれたんがある。
外すとズルッとけつが下がるて。だら~っと」
たけ心 「この人の姑の事か?すごい年代もんだね。
にしても感度がいい人なんだ~」
CL 「あ~楽になったて。嫁が整体師なんだでも
体を使う仕事だべ、かわいそうで頼まんね。
マッサージは肩しか揉んでくんねし。
毎日来てもいやんかい?」
たけ心 「無理、無理。そ~なんかい。」
たけ 「産婆が仕事で、毎日いるわけじゃねやんね。」
3番目は切迫の既往のある方
3年前のベルトが片方ベリッと剥がれてしまうほど
ベルトを使い込んでくださった方です。
この方にしても骨盤高位で内蔵下垂を改善するところが
不十分かつ正面にガバッと起きようとする。
指導面での改善の余地が・・・あ~周知する事の難しさが
ひしひしです。
CL 「え~こんな強さでいいの?」
位置を戻していい位置で、いい強さで固定すると
CL 「全然、しっくりするモンですね。そうか~」
納得してくださいました。体で感じてもらうのが一番。
どんなに面倒くさいと時間がかかると言われ様が
わが道を行っちゃうたけなのでありました。
今日は双子ちゃんママに会いました。
分離症の既往があるのだそうで腰が不安。
寝返りがしんどくて布団に寝れず
3人掛けソファに寝起きをしている???
ってな電話でお会いする事になった方です。
背の高いフラットバックが一番の問題かな?
仰向けの姿勢は心窩部のあたりが苦しくなる
背中も疲れるという事でしたので
座位の挙手の操体から・・・
これで心窩部周囲の硬さがとれた
『あ~柔らかいですね
朝はガチガチになっているんですよ
こんな動きで変わるんですね♪』
もう一息肋骨の動きが硬いので
尻尾探しを。
『あ~これも気持ちいいですね。』
この方子宮は正しい位置にキープされ
下垂はしていない。
時間がなくてここを追いかけなかった事を
今、後悔しています。
この方に授乳クッション使いの寝姿勢を試した所
これなら布団に寝られそうだと喜んでいました。
なるほどこういう人にはむいているんだ
納得しました。
ははおや学級・・・・
パワーポイントの作成に時間をかけ
当日は3時間半前に実地練習
よし!と思っていたのですが・・・・
開始2時間前の施術を終えて
もう一度電源入れたら・・・・・きゃ~
画面が出てこない!!!
燃え尽きて灰になりたい気分でした。
久々に消え入りたい感じでしたわ。
結局ちっちゃ~いプリントアウトの
資料で説明することになり
テンションの↓の、はは学をやってしまいました
(ごめんなさい)
なぜ妊娠中に自己メンテナンスが必要なのか
どんなことが起こるのかを中心に伝えたかったのですが
「自分が出産の俳優で、演出家。
描いたとおりのシナリオにことはすすんでいく。
周囲は役割どおりにあなたに接するので
貴女はすべてを選ぶことができる。
貴女を安産へ進ませることが目的ですから
医師を怒らせたいなら
食べ過ぎて体重を増やしてください。
赤ちゃんの具合を悪くしたいなら
塩分をドンドン取りすぎてください。」
ちょっと毒のある感じになってしまったかなぁ~
何を伝えるかも大事なのだけれど
どう伝えるかもよくよく考えねばと反省しました。