助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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肩が凝るから、みてやって・・・
依頼された妊婦さんは切迫流産で入院中。
「妊娠する前は、入院した事もない
骨太で、凄く健康だと思っていたんですけど」
私は骨盤が歪んでいるせいか、妊娠するとダメなんです。」
・・・ってなことをおっしゃっていました。
「トコちゃんベルトは持っているんですけど
あれはいつからつける物ですか?
こちらで買ったんですけど、つける位置が悪いと
かえってよくないんですよね?」
知識のピースは間違っていないけど
なんだかちぐはぐにつながっているような印象でした。
そうなんですよね~
トコちゃんベルトが一人歩きを
している状態をよく示している気がするんです。
まだまだ腰痛の為、切迫早産のため
症状を起こした人が改善するためのケアグッズ。
この違和感に早く手を打つべきだったんですね。
ははおや学級のテキスト最新版の中には
「身体を変えるビッグチャンスに是非身体のメンテナンスを」
という内容で盛り込んであり、DVDつきなんですが。
これが貰っただけという残念な状況のかたの多い事。
これからはここをフォローしていかねば。
妊婦の皆さん!!
うちのテキストは有料なんですよ、しかも優良(手前味噌すぎ?)
話が流れましたが
この妊婦さんは、薄くて長くて、肩甲骨が『ハ』の字に開いちゃっている
典型的な、猫背の方です。切迫早産の予備軍になりそうな身体です。
「よく酸素が薄いなぁ~足りないってハアハアする事があるんです。」
この方には、孔雀が羽をひろげるポーズと骨盤呼吸の動き、
膝立て骨盤調整の動き安静を保ちつつ、上半身の調整を中心に
『いまできること』を伝えていきました。
その中で、自身のからだを変えていける可能性について
お話したつもりなんですが、上手く伝わったかな?
この間悪阻にたいする手当てをためしてみよ~
と投稿した、その予後について今日は報告。
一般に悪阻のツボ・・「内関」には、圧痛がない。
圧痛ないなら、作用点じゃないな~ということで
硬い心窩部をほぐすべく「陰陵泉」に金粒。
猫背の為にガチガチな腕の処置に、もう一個金粒。
そして3分間仙骨トントンをしたのが4月30日夜でした。
その後、いつも気分が悪かった夕食が食べれるようになり
なんと本日退院してゆかれました。
これを時期が来たからと見るか、成果があったと見るかは
今後に症例を重ねる必要がありますがね。
今日も夜勤明けに種をまいてきました。
この方は持続点滴で脱水が改善されてもなかなか
楽珍になりません。
訪ねて行った時も猫背で壁に寄りかかっていました。
こういう方こそ、ニーズが出てきているので
受け入れがいいですね~。
足に金粒をはって、今度は「合谷」を押さえつつ、首回転調整もどき?
腕のコリがかなり解消。その後仙骨とんとんをしました。
さてさて、この方はどんな変化を起こすのか?
注) 一般の方がこのプログのマネをなさって起こる副作用に関しては
一切保障できませんので、ご自分の判断でお願い致します。
まあ、こんな注意書きを要するほど、読まれてないんですけど
仙骨をとんとんなんかしていいのか?正直半信半疑です。
ただ、CLの反応をとって嫌な事はしない、やめるというスタンスで行うことは
心がけています。
同様な例で言えば、長い事妊婦をうつ伏せにする事ができなかったですから。
「うつ伏せにしたら、圧迫するんじゃないか?」
目の前で見せられても、中々踏み切れなかったです。
だけど、自分の中の常識をどう変えていくか?何をより所として変えるか?
「やったことがないから手をださない」
「どうやったら上手くいくか考える」
やらなきゃソン・・ソンですね。やってみなけりゃ、はじまらない。
病棟で経産婦の張りはじめで
硬結ができていて、痛みを訴え始めたところへ訪室。
直母量は10グラム前後で、すぐ眠ってしまうのだそう。
これに湿布薬を使うと経験上とれるのは痛みだけ。
でも内の医院では、結構スタンダードだったりする。
私は(あくまで私のやり方です。)
、普段は骨盤体操でゆがみをとる事を伝え
骨盤輪支持を再確認。その後上肢の調整を一通り
するわけですが・・・
どうも上肢の調整で効いた~すごい!
と思う症例にめぐり合えないことが多い。
(私の技の未熟さゆえもありましょうが)
この方も然り。
乳緊は多少とれるのだが、分泌が上がってこない。
ん~
そこで上腕2頭筋への対応をとってみました。
お~これは、これは。
背部緊張がとれた!!
結局、出がすごく変わったわけではないけど
この背中なら、いつもよりすごくリラックスできている。
翌日・・・・
熱感を持つこともなく、直接哺乳もOKでした。
合せてやったことがもう一つあるんです。
それは金粒・・・引き出しの中に眠ってました。
経絡の陰経は、分泌促進。
そして、陽経は、分泌制限に作用する・・・そう教わりました。
やって見るしかないですよね~
これで、金粒が消費できそうです。
前回破水入院で4センチ開大で日勤に
申し送った産婦さん。
PG3錠で産まれてました!!
分娩時間は1.5時間??出血量は200未満
数値としては安産ですが(緩くて早い?とも言う)
産後の体は、bo-roboro。
『右の腰痛はあるし、寝返りのたびに目が覚める』
何とお気の毒な!
そうそうトコトコ相談室の受診時の身体がこれ
↓
大概は、回旋捻じれが大きいと
肩の高さに差が出るのですが
この方は、ほぼ水平。
妊婦でのかかわりでは、骨盤中心に関わり
上半身の調整をしたのですが、身体の左回旋は
あまり変化しなかったのですね。
ショックで術後の写真を撮れませんでした。
それで昨夜お会いしたときの身体が同じ状態。
(お産を経ても変わらないのね~当たり前か。)
こんな体でも生まれるときは生まれる。
でも、しんどい。
そこでうつ伏せで仙骨の修正をして、回転調整をして
肩の修正をしてダブル支持に変更しての今朝の
写真がこちら
↓
ベルトの左右を変えただけでも
こんなに姿勢が違います。
左はトイレ帰りで歩いていた本人を捕まえたとき。
右は巻きなおし。
右では
『右足が浮いている気がします』
感じ取れるからだの人で、良かったです。
まだまだ、変わっていけますね。この感覚があれば。
誰からもツッコミが入らないので・・一人でやっちゃおう!
影たけ 「ねえ、ねえ。」
たけ 「ギクッ!」
影たけ 「膝がくっつくようになって、腰の高さも揃ってるように見えるけど
たけさんのこだわってる姿勢のことなんだけど・・・」
たけ 「ギクッ!!」
影たけ 「 何だか上半身のバランスが悪くなってない?
最初の方がバランスいいみたいだけど?」
たけ 「・・・そうなんだよねぇ~やっぱ、気づいた。
気づくよね?」
そう、えらくバランスが悪くなったように見えます。
が・・・本人が言った「すごく楽!」というのも嘘ではない。
では、何が変わったのか?
骨盤のゆがみ?ゆるみ?
写真で出せないですが、前後の脊柱バランスです。
たぶん・・。
S字カーブができるほどでないですけど(当たり前)
ようは骨盤の機能である脊柱支持ができるようになって
あごを突き出したような姿勢が改善したことで
上肢や首にかかる負担や呼吸がしっかりできるように
なった事で、「あ~楽」がでたんでしょうな。
緩んだ姿勢でついてしまった筋肉の緊張や筋膜のよじれは
急にはとれないのでは・・それは、安定した動きの中で
調和していくのではないかと。
このネジれを一時で何とかしようとしてドツボにはまった日々。
【明日がある、明日があるさ、今日直さなくとも】