助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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夜勤明けの朝に電話がくる。
「あの~5ヶ月で胎動が分かるのだけれど、何だか増えてこない。
前はもっとどんどん強くなった気がする。」
胎動がないわけではないのである。
この手の電話には、今現在腹痛や腰痛、お腹の張り、お腹の冷感
などなければ、休み明けに受診するよう勧める事がおおいのですが
なんとな~く経産婦さんの割には煮え切らない電話対応に
よく聞いてみれば、6ヶ月での死産の経験があるそう。
「では、心音聞いて見ましょうよ。」
という事で、来院をすすめました。
異常の有無よりも、安心感を与える必要があるんじゃないかな?
もし、異常があれば先生に診察をお願いすればいいし。
結局、来院してみると心音が恥骨にもぐりこんで聞き取れず
骨盤高位で、やっと恥骨上に聞こえるという状態。
骨盤高位で、操体しているとどんどん動きます。
たけ心の声 : 「来院してもらってよかった。完璧な下垂状態を放置すれば
ろくな事はない。」
カルテを見ると、妊娠1ケタ台にすでに予防的に張り止めを飲めないかと
先生に聞いている。前回はずっと飲んでいたらしい。
かなり緊張した状態で妊娠生活を
送っていることは容易に想像できる。妊娠生活は楽しんで欲しい・・たけです。
楽珍あっての楽しい育児だと思うのです。
ベルトはお持ちでしたが、前締めが楽という事でさらしを求めてお帰りでした。
お腹の形もグッと持ち上がり、いい形になりました。
『GSの形が気になって・・』とトコトコ相談室分室
(勤務時間外でみている骨盤相談)の話を今日は
しようと思っていたのですが・・・・
夜勤+分室+肩凝りな中学生?まで看ることになり
たけ心の声「はい??夜勤明けですけど・・・」
でも、会って良かったかも。
母曰く、私がとり上げた娘さんだそうです。
たけ「お~ひさしぶりぃ。私が一番最初に頭をみた人で~す。」
娘 「・・・・ははは。」
とりあえずつかみはOKか?
何でも今年中学に上がったけど、給食を食べれない。
肩が痛くて、しんどいと頭が痛くなったり、吐き気もする。
整形も受診したけど、首が前に傾いていると言われ
湿布や電気治療をして返された。症状は改善せず。
たけ「あのね~身体ががっちがち。よく頑張ってたね~
これじゃ何するにもしんどいよ。」
はは「これって筋肉が発達してるんではないんですか?」
たけ「これは全身が凝っているんだよ~。お母さんも
凝ってるけどそれ以上だよ。何をする気も出ないくらいだと思うよ。
すごく心窩部がガチガチ。食べろといわれたって食べれないよ。」
ってことで、施術もしたけど
母に身体の手入れについて実際に覚えてもらいました。
これは、私が教えられた事でもあるんです。
母が手をかける、これ結構大事だったりする。
凝ってはいるし、姿勢も悪いけど、それ以上に何か
あるんだよね、この年代。
施術後、立ち上がったら全身が
山Pの「斜め上によ~い」のCMの斜めに立っている
分かりにくいですね・・・・
そう、地球に対して85度位後ろに傾いて立ってました。
たけ「お~これは。骨盤締めてみようかな。」
後締めで安定して立てたのでさらしを貸してあげました。
後で、会計の所にまだいたので声をかけたら
娘「寝るときも巻いていたほうがいい?」
ときかれました。
結構、楽珍が分かるようになったようです。
続けて見てあげる事は出来ないんですが
春先、保健室が満員御礼になるのには
こんな子も多いのかもしれないですね。
頑張れ・・というには、精神面だけで語られては
しんどい日々が続きそうです。
また 新たな切迫早産の方がお見えになっています。
円錐切除後の妊娠であった初産の時は何も
問題なく経過。
妊娠2回目の今回は、頸管長がどんどん短縮。
入院加療の運びとなりました。
医師の指示で、骨盤高位とトコちゃんベルトの装着が
指示されてました。入院して1日目にお会いしたのですが
相棒 「たけちゃん・・・何だかベルトが変だと思うんだよね」
たけ 「あれゃ??」
何とトコ2が前後逆に巻かれてまして・・・
たけ 「入院してからどうですか?」
CL 「お腹が張らなくなって、楽ですね」
たけ 「それは良かった・・でも、もう少しお腹が楽な
支え方があるからやって見ましょうか?」
骨盤高位では上がらない・・・やっぱり日の出状態の子宮です。
これをあげて、前後で触診してもらって、正しいつけ方を説明。
CL 「すごい楽ですね~」
相棒 「お腹の形がぜんぜん違うね~」
トイレの降り方なども説明して退室。
まあ、ここまではいつもの事なんですが・・・。
翌日、朝食後に訪室すると
CL 「お尻をあげているほうが楽なんですよ」
たけ 「??ドレドレ、お腹を見せてくださいね」
あ~あ、腸骨を固定している・・・
子宮が下がっている・・・あ~
もう一度、なぜここをとめてはいけないか
トイレに降りるたびに位置と骨盤高位で
お腹を触診してみてね・・・と再度説明。
何度も繰り返してきたこの状況を
いかに打破するかが今年の締めくくり課題となりそうです。