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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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前日1ヶ月検診の後、同僚助産師がみた産後のAさん。

おびやがあけた途端に動き出し、2~3日前から
しゃがんだり、立ち上がったりの動きが痛い。

「この痛みすぐにもなんとかしてほしい。」
ということで、おいでになったそうです。

彼女の見立てでは
右の仙腸関節付近に痛みがあるそうで
膝立て骨盤調整の動きで痛みが出てしまう

「とこ1に、ウエストニッパーしてきたんだよ。」と。
とりあえず、
  ① それを外すこと
  ② はいはい運動をすること  安静
  ③ ベルト指導  を勧めてくれたそうです。

その話を聞いたのが夜勤に入った直後だったので
電話で追加。

痛む部分をとりあえず温めてみてください。
温めて嫌な感じがしたら、やめておいてね。
痛いと思う動きはできるだけしないようにと勧めて、本日お会いしました。  

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Aさん、歩く姿は痛みはでないのか、比較的スムーズに歩いているのですが
右膝が内側に入った歩き方をしています。
立位だと、身体を左に回旋させたような姿勢で、フラットバック。
右足がやっぱりねじれている。
更に、いかにも肩が凝ってます・・・という立ち姿勢。

実際、肩凝り頭痛で、アセトが処方されていました。

うつ伏せでみると、踵がお尻に届きません。
(大腰筋使えそうです。)

右のASISは、天井方向に浮いたような状態。
(腰椎の回旋が考えられますね。)

あ~仙骨の流れを見るのを忘れてた。

仰臥位でみると、L4の可動が悪く、左へ倒すと
ASISの内下方に痛みが出ます。
(腹横筋の緊張が考えられますね。)

なるほど、ASISが触れにくい。右ASの状態ですね。
膝立て骨盤調整の検査では痛みが出ます。
股関節の可動も左右差があり。
(これは内転筋の調整が効きそうです。

左肩が上がって前に出ているので、左の胸が右に比べて
大きく見えていますが、肋骨の高さが左右で違っているので
ここを変えれば、揃ってしまいそうです。
(肩甲骨、脊柱の回旋、鎖骨調整かな?)

結果
「腰が楽になりました~」とAさん。

姿勢がすこぶる良くなりました。
立ちしゃがみも異常はないようですが、本人のイメージでは
まだ痛みがでるかもと不安のようです。

トコ1ベルトを持っていたのですが、さらし左支えが一番楽とのこと。
ダブル支えも試したのですが、一本でいいそう。
身体の声を聞きわけられるようになったようですね。

この後、一緒に来ていた赤ちゃんがぐずったので
授乳タイム。なるほど肩凝るわけだ~な姿勢だったので
補整。
「これ楽ですね~」腋が開かずガチガチべびぃも終わる頃には
フワフワに・・・やっぱ姿勢は大事だと再確認させられたのでした。

前日にフラット姐さんに聞いてた話が役立ちました
どうも、ありがとうございました。


 

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切迫早産で入院。
お手上げからの第一歩でアドバイスをいただいた妊婦さんが
出産されてました。

36週で退院後も、お尻と腿の痛みはとれずということでした。
でも、なんとか3300グラム台の赤ちゃんを無事出産。
良かったです。

出産後1日たって訪問。

内転筋の調整と骨盤輪支持で腰あげがひょいと
できるようになりました。
やはり、内転筋は骨盤を下部から支える力になるのだと実感。
(まだ、もどきですがそれなりに成果をみると実感します。)

もう少し、この方の体を借りて、ダルダルになる人の特徴が
見つけられたらいいなと思います。
私には、この作業が足りなかったのですね~

************************

もう一例も産後の方。1ヶ月健診で恥骨痛を
訴えて、昨日、お目にかかりました。

● 主訴 ●

  痛みが動くそうです。昨日は、右後ろにあったので
  ゴムチューブで腰回しをしたら、今日は楽。

  別の日には、チコツが痛む。

  ベルトは何だか楽でなくて外している。

● 対応 ●
  
  骨盤の方は、ゴムチューブ効果をよく分かっている方なので
  上半身の修正を考えました。
  でも、L2で捻じれをとり、上部胸椎は、活法と肩回しで。
 
  なんてやっている中、お尻がひょいと上がらない事に気づきました。

  やっぱり、内転筋をやってみよう!!
  ポテンシャルの高さで、何とかなってくれ!
  最初から上手できなくても、そのうち熟す!

  自分を鼓舞して、やってみたら・・・

● 結果 ●

  今日は痛みが出ていない日だったので・・・成果の程がはっきり出た
  わけではないのですが

  変化としては、腰上げが楽にできるようになった。
  トコベルトをつける方向がわかり、着用の安定感を実感できた。

  この2点は、評価してよいと思います。

 

私の一番の課題・・・・寝ていて動けなくなるタイプの方。
今日もトコトコ相談においでになりました。

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        ◆ 身体の様子 ◆

学生時代社会人とバレーボールを続けていて、体力に自信が
あったのに・・・という方です。

腰上げが出来ない・・・ので、寝返りが打てない。

仰臥位で骨盤の操体をしようとすると骨盤がゴキゴキ
いって、痛みが出ます。

ですが、恥骨が離開しているわけでなく。
腰を上げれないくらいですから、お尻を自身の力で
締める・・・もできない。

正しい姿勢で正座をしていても、お尻が痛くなってくる
あぐらは坐骨が痛くなってダメ

座りばなは、左坐骨に体重をかけることはできるが
右はピリピリして、お尻をすぐにはつけないのだそうです。

この方幸いにして、内臓下垂はなし。

重心は左かかとにあり、へそは左方向に向いています。
上半身は、右方向で、ばんざいでは肘が鼻先くらいまでしか
上がりませんでした。
左肩が前方回旋、右肩が後方回旋したような配置なんです。

首の可動制限は、自覚なし・・・?

足首は冷たく・・・動きすぎということはなし。

片足立ちはできません。仰臥位で左脚を浮かせることもできません。
歩くとき軽く左を引きずるようだとご本人は言いますが、見た目では
分かりにくいです。

普段は右即臥位で休んでおり、クッションもはさんでいる。

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          ◆ 対応 ◆

皆さんなら、何を指導しますか?正直・・・???
でも、投げ出すわけにはいかないですから。

私が選んだ操体法は、尻尾探しのよつばいバージョン。
これが左右さが明確、痛みの出ない方向がはっきりしていたからです。
これと、骨盤支持は、仰臥位は色々試しても
ダブル締めでも腰が上がらなかったので断念。

立位では自力でお尻を締める事ができるので
この姿勢のまま、トコちゃん2左穴で支える事を提案しました。

そうすると仰臥位で左脚を浮かせることも可能ですし
立位で歩きやすくなったそうです。
相変わらず、お尻のゴキゴキは取れませんでしたが。

ばんざいがうまいことできないのは意外でした。
首や肩甲骨の調整をしてみたのですが、上手いこと
変わってはくれませんでした。
肘の可動域の大きさには驚かされました。バレーのせいですね。

足の筋肉では、アキレス腱は柔軟ですし、内転筋や前脛骨筋の緊張も
さほどなく、第一足趾の動きにくさもない・・・
つかみどころが見えてこない。

幸い無理な動きは極力しないで効率の良い動き方ができているので
できることを地道にやっていただく事を勧めて終了。

ん~下垂がなくてよかった・・。

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ははおや学級で使った骨盤チェック体操です。
++++++++++++++++++
あなたの骨盤は大丈夫??
      足先を真っ直ぐにして、片足立ちをします。
        (足先を高く上げなくてOKです。)
 
      右足・左足と左右を変えて、ふらつかずに立っていられますか?
++++++++++++++++++++++++
 
いや~11名参加してましたが、両足ふらつかなかったのは2名かな?
あなたはどうですか?
私は軸足は問題ないですが、反対は無理。
この2名でも、目を閉じるとフラフラしていました。
 
フラフラしないで立つために、何が必要か?
ピンクの矢印の方向の力について考えていくといいですよ。8ce114fe.jpeg


骨盤輪支持が有効な理由にもなると思います。
(私が作った図で見にくいですね~)

また、安定して立つためには、下肢の調整が
必要であることもこの図から理解していただけるのではないかと思います。

地に足つけて立つ為に、何をしますか?
 

◆ 全然更新できず

今、活法の即時変化にはまっていたので、こちらの記事の更新が
ストップしてました~
台風が近づいてますね~
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

とりあえず今の苦痛を取る点では、活法は大活躍。
必要な筋肉に力をださせる事ができるから・・・。

ですが、どんな調整をしても、今のままの生活習慣では
また、本来の癖に戻る。
これは活法に限らず、どんな手法でもありうることではないかと。

そうなってくると自宅でのセルフケアの重要性は益々増す
(ますが3つ 笑)

では・・・妊産婦さんに調整すべき筋肉の存在。
東洋医学的なツボに、筋肉を対応させるとこんな感じかな?
と思っています。

現時点では、大腰筋・内転筋・腰方形筋・膝窩筋(?)・斜角筋・菱形筋(?)
これを効果的に調整する操体チックな動きも捜索中。

たけ産婆の活法日記にも書いたのですが、
分娩前後の体チェックをしてみたところ
やはり産後のメンテナンスの必要性を改めて感じます。

分娩室である程度調整して、骨盤輪支持をしても
元のバランスを身体が記憶している?ようです。

あるいは、数日後ではまた変化するかもしれないですが
(これはまた追いかけてみたいですね。)
確実に、動きの悪さとともに痛みを起こす種を抱えている
ことは間違いないのですから。

真っ直ぐ歩けていない人を見かけたら、スススッ・・と
近寄っては、話をする毎日です。

骨盤ケアをはじめて、6年。

まだまだ、産後の腰痛は仕方ないと認識している方
骨盤支持は産後からという認識の方に
多数お目にかかります。

私の仕事もまだまだですわ~

 

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