助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?
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切迫早産の方が今日も入院してきました。
入院治療計画書には、2~4週間の予定・・・長い。
短く書かれていてその期間を過ぎるのも問題アリですが
長いですよね~
入院とならないための努力が必要ですね。
ご本人も関わる私たちも・・・。
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さて、体幹を立てる筋肉について、今私が思うこと
(私の中で、腑に落ちている内容です。
あくまでも、参考にしていただいて、真実はご自身の手で目で
ご確認くださいませ♪)
以前書いた、『立位の安定のために』
http://mameyomame.blog.shinobi.jp/Entry/346/
この中の、下方から支える力。
骨盤底筋を鍛える運動は、キーゲル体操を代表として
ありますが・・・・骨盤内部の収縮力のほかに、
土台から開かぬように足を内側に寄せて、支持力をだすのが
縁の下の力持ちが内転筋ではないか…と。
内転筋は、股関節内転作用+股関節伸展作用があります。
ここの弱化は、片足立ちのふらつき、O脚などにも影響
下肢のむくみや疲労感 膝の痛み ここいらは、ネットで出てきますが
活法を通して、下腹部(子宮や卵巣)の硬縮の改善にも影響すると
学びまして・・・その、可能性の大きさに驚かされます。
切迫早産を減らすカギは・・・体幹の安定だと今は考えています。
上下左右で内臓を支える力が、常に無意識に働いてこそ
内臓下垂を防げる !!
このプログも理論的で面白いです。
美しい姿勢が、機能的に安定している姿勢
どの筋肉を使う必要があるのか、機能異常を起こすと
どうなるかを説明してくれています。
体幹安定のためのインナーユニットについて
詳しい♪ でも、ちょっと難しい
↓
http://ccsics.blog74.fc2.com/blog-entry-110.html
「インナーユニット」とは、体幹の深部にあり、腹腔壁を構成する筋たちのことを指します。
横隔膜
骨盤底筋群
腹横筋
多裂筋
が代表です。
その役割は予備動作に関与しており、
動作を起こす前に腹部内圧の調整
腰背筋膜の緊張
仙腸関節への圧迫 などを介し、
脊柱に全方向性での分節的安定性
をもたらすことにあります。
記事一部抜粋しました、すいません。
骨盤ベルトの開発歴史・その根底の考え方など
うんうんとうなづけるものが多し。
骨盤ベルトの考え方のベースになると思います。
↓
http://eyemark.co.jp/pelvis/
つまり、物に頼って締めるのではなく
自分の内側から締める力を出す
体幹の筋力のアップ、安定が必要だということも
分かります。
※ このページのベルトをお勧めしているわけでは
ありません。その点はご承知おきくださいませ。
個人的にはさらしが大好きです。
◆ 支持していても下垂してきてしまう人たちへ
どのように対応していたか?
骨盤の緩みをとれば、腹圧上昇で内臓下垂は食い止められるもの。
そう思いこんでいましたし、そう説明していたので、正直とまどいました。
何故下がるかより、それ以上下げないために・・ということで、入院してしま
った人には、対応していました。
私が、体を緩めてあげることで、あがりはするけど、子宮の可動が増える。
↓
下がると不快だったり、お腹が張る。
↓
動くときには支持が楽だからつけはするが、座ったりトイレではしんどくなっ
て付けたり外したりを繰り返す結果、内臓下垂はすすんでしまう。
なので、それはトイレ後の骨盤高位での膝ゆすり
骨盤輪支持が的確に、下がったらあげるように働きかけることが、24時間観
察可能であれば、よかったかも知れないのですが、
一人でできることには限界があったし、相手にそれを理解させるのは難しかっ
たので、入院してしまった人には、手が出せない。低め安定で36週まで時間を
稼ぐしかないのか・・と半分諦めていたのです。
ですが、外来の切迫気味の妊婦さんは、体側伸ばしや尻尾探しが効果が
あって、姿勢が変わる人はお腹の形がキュッと持ち上がることも分かってきま
した。
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◆ 指導後の変化 ~姿勢~
本家メールで施術前後のビフォーアフターを撮影している方がおりました。
私もトコトコ相談室開始直後は、撮影して変化と今後の注意点を書き送って
おりました。好評ですが、手数がかかるので最近は本人のシャメに変えました。
そうすると、お腹があがるということは体幹の捻じれや重心位置に変化を起こし
ます。まるで身体のしわが伸びていくような。
静的な変化だけでなく、歩くスピードも歩幅も変わって、本当に動き易そう
になります。
それが入院あるいは、外した方は姿勢が完全に乱れてます。
症状が再発して、はじめて声がかかる、その時には週数も進んで
操体法だけでは改善しないだけでなく、長く下垂してくる内臓を支え続け
硬くなって、自力で支持していた靭帯や筋肉を他力で緩めてしまうと余計に
下垂する・・・
◆ 下垂が改善した体は、歪みが少ない。動きやすい
これがキーワードですね。緩みを取るだけではだめ。きちんと動く。
他人が緩めたものと、自力で緩んだものは違う。
活法の実演で、目前で見せてもらってよく分かりました。
いわば活性化させる。
それまで、硬縮には、伸びて硬くなると縮んで硬くなるがある。
それはどう判断するんだい?硬さを緩めていくとどんどん硬さが動いていく
かのようで、冷えや首の歪み?私はどんどん混乱していったのでした。
体の軸をどう作るか?足首か?腰か?首か?頭蓋?仙骨?
何処かに何かがあるはずだと、探すがどうも???
◆ 活法3種を習う
大腰筋・腰方形筋・多裂筋だと思うんですが、ここをやると姿勢がすぐ変わる
フラット姐さんは整体のプレメディと言いましたが、準備体操というには
その効果は大きい・・それに気付くのに時間はかかりませんでした。
そもそも逆子の改善・お腹の張りに対応する技として教えていただいたので。
心窩部や腰部の張りがすぐとれるので、体がすごく楽になる。歩く姿勢がすぐ
変わる。
しかも緩めるのではなく、動きを改善するのです。グラグラしない。
これは凄いものに出会った。
でも、セルフでできないもの?
活法の効果の持続力には、今も確信がない(自身の施術での)
ここをどうする?
じゃあ、何故そこが柔らかくなることで体に変化がおこっているのか
分かれば、対策が浮かぶかも?
本とネットとの格闘が始まったわけです。
簡単で、効果があって、持続する(あるいは継続によって維持)
昨日、ははおや学級の準備をしていたら、上越地方が震源地の
地震がありました。6年前の10月が一瞬頭をよぎりました。
皆さま、大丈夫でしたか?
これを書き込んでいる間にも、2回揺れました。
いろんな準備が必要そうです。
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さて、指導を受けて、ニコニコ笑顔で帰ったのに
入院してくる、支持を止めてしまうのには、原因がある・・はずですよね。
この際指導側の力量、相手の理解力は横に
置きます。以下をレジュメにでも書き込んで渡せば、大丈夫ですから。
支持の位置・強さの程度(その人にあった決め方)
寝方・おき方・座る姿勢の注意点。
どういう状態になったら、外す必要があるか
さらしでの前・後ろ支持の方法と試してみる時期
これは、最近思いついたことです。今までは、止める位置
骨盤高位・何故必要かのレジュメでしたが、
説明するだけでは、不十分。
再指導ができない環境では、これぐらいやらないとと思っています。
前置きが長くなってしまいましたが、
要は、きちんと支持していても下垂してきてしまう人たちの存在です。
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◆ きちんと支持していても下垂してくる
切迫早産で入院してきた人で、ベルトユーザーがいたのですね。
4月以前のお話です。ウチのいい所は、すぐ外せ!!なんていわれないですから
その方も入院してからもつけていました。でも、張る。
下垂している状況なんですが、骨盤高位にしても上がらないですから
正直どうしていいのか分からない。地道に尻尾振り(骨盤回転の動き)
膝倒しの動きを指導していました。
入院してくる方に限って、心窩部が硬い。数日間安静にしていると緩んでくるので
その後に骨盤輪支持をし直していました。
上がります、支持できました。
でも、張る、みにいくと下がっている。
その繰り返しをしているうちに、CLに言われた一言。
『動いたり、トイレに行くと下がるので、ベッドに戻ったら
骨盤高位で戻しているんです。そうすると楽』
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なるほどね~心窩部が緩んで下垂を改善するだけでは
動くと下垂してしまう。緩んだ分だけ、動きやすくなってしまうという
不条理がおこっていたんです。
そうか、硬くなっていることで支えられていたんじゃ??
それを解除するだけだと、余計下垂するってことか。
病棟で起こるいろんなことに説明がつく気がしました。
骨盤輪支持は、腹腔内圧の上昇に関与するから
下垂臓器を持ち上げる力になるわけですよね。
その力を上回る下垂させる力が働くから、持ち上がれないわけですよね。
そうか、仕方ないか・・・おいおい、そうじゃない。
次は、何に着目していったらいいでしょうか?
◆上がるの日頃感じる問題点
昨日も指摘しましたが、簡単に上がるは、簡単に下がること以外では、
骨盤高位で本当に上がっているか?という問題がある。
これはお腹の張りで入院してきた人への対応で
医師は良く、骨盤高位という指示をだしていたから。
でも、現実は腰が痛い・楽でないという訴えで
余計な苦痛を与えることが多かったから。
なぜでしょう?
下垂が楽になるでしょうに?内臓の血流がアップするはずですよね?
◆ あげてるつもりが上がらない?人たち
逆子の人のために、骨盤高位のパンフレットを写真入りでつくったことが
ありました。でも、逆子は減らない。
へその緒が巻きついちゃったら、もうどうしようもないな。
以前の私は、そんなこと考えてました。
第2段階では、普通の骨盤高位で下垂が治らない人に遭遇。
そう、ご本人は腰を高くしているので、赤ちゃんもあがっていると思っていたわけです。
わたしもそう(お恥ずかしい)
そこで、お尻の下に2段、脚の下に1段
などと急こう配をつくっていました(汗) スペシャル骨盤高位
馬鹿なネーミングでしたが、ちょっと考えると力技ですよね。
今は、こんなことしないです。妊婦さんの頸がしんどいですし。
◆ 活法との出会い
活法の瞬間変化に惚れ込んで、長岡へ講師を招いたのが7月。
そこで聞いた話が、ターニングポイント。
活法で、お腹が張る人を瞬間変化させられるという
お腹の張る人は、心窩部に硬縮がでる!これを背中で取る?!
デモンストレーションで見ましたが、お腹がふわふわ
赤ちゃんも良く動いて、良いポジションをとっていくのが
傍目で見ていてもわかりました。
◆ 下がったお腹をあげるためには・・・
そうか~気付けば、なるほど。
赤ちゃんを移動させるためのスペース!!
骨盤は緩んで開いていくので、赤ちゃんはある意味楽に下へ移動。
重力のもと、勝手に上の上昇していくわけは、ないですから
骨盤高位の考え方は,OK。 ここは分かります。
こっから・・・
下がった肋骨、硬い心窩部、もっと言えば、体幹のねじれなど
ここを解消しないとあがらない。
これで、整えるの必要性が高まってくるわけですね。
これを妊産婦さんに話すと・・・操体法を続けてくださる動機に
なります。まあ、何を選ぶかの問題は、今回はほおっておきましょう。
操体法を続けてくれないと嘆くより
何故を話せば、可愛い赤ちゃんのためにも自分のためにも
入院や帝王切開は嫌ですから、頑張ってくれます。
話が少々ずれて来たので軌道修正します。
どんなお腹でも、下垂を改善させることはできるようになった。
これで、支持はできるようになったけど・・
◆ トコトコでは、うまくいったのに、ベルトをやめてしまう人たち
に共通すること
長文になったので、以下次号 でいいですか?