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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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前日1ヶ月検診の後、同僚助産師がみた産後のAさん。

おびやがあけた途端に動き出し、2~3日前から
しゃがんだり、立ち上がったりの動きが痛い。

「この痛みすぐにもなんとかしてほしい。」
ということで、おいでになったそうです。

彼女の見立てでは
右の仙腸関節付近に痛みがあるそうで
膝立て骨盤調整の動きで痛みが出てしまう

「とこ1に、ウエストニッパーしてきたんだよ。」と。
とりあえず、
  ① それを外すこと
  ② はいはい運動をすること  安静
  ③ ベルト指導  を勧めてくれたそうです。

その話を聞いたのが夜勤に入った直後だったので
電話で追加。

痛む部分をとりあえず温めてみてください。
温めて嫌な感じがしたら、やめておいてね。
痛いと思う動きはできるだけしないようにと勧めて、本日お会いしました。  

  *・゜・:.。.*.。.:*・☆・゜・:.。.*.。.:・☆・゜・*:.。.*.。.:*・

Aさん、歩く姿は痛みはでないのか、比較的スムーズに歩いているのですが
右膝が内側に入った歩き方をしています。
立位だと、身体を左に回旋させたような姿勢で、フラットバック。
右足がやっぱりねじれている。
更に、いかにも肩が凝ってます・・・という立ち姿勢。

実際、肩凝り頭痛で、アセトが処方されていました。

うつ伏せでみると、踵がお尻に届きません。
(大腰筋使えそうです。)

右のASISは、天井方向に浮いたような状態。
(腰椎の回旋が考えられますね。)

あ~仙骨の流れを見るのを忘れてた。

仰臥位でみると、L4の可動が悪く、左へ倒すと
ASISの内下方に痛みが出ます。
(腹横筋の緊張が考えられますね。)

なるほど、ASISが触れにくい。右ASの状態ですね。
膝立て骨盤調整の検査では痛みが出ます。
股関節の可動も左右差があり。
(これは内転筋の調整が効きそうです。

左肩が上がって前に出ているので、左の胸が右に比べて
大きく見えていますが、肋骨の高さが左右で違っているので
ここを変えれば、揃ってしまいそうです。
(肩甲骨、脊柱の回旋、鎖骨調整かな?)

結果
「腰が楽になりました~」とAさん。

姿勢がすこぶる良くなりました。
立ちしゃがみも異常はないようですが、本人のイメージでは
まだ痛みがでるかもと不安のようです。

トコ1ベルトを持っていたのですが、さらし左支えが一番楽とのこと。
ダブル支えも試したのですが、一本でいいそう。
身体の声を聞きわけられるようになったようですね。

この後、一緒に来ていた赤ちゃんがぐずったので
授乳タイム。なるほど肩凝るわけだ~な姿勢だったので
補整。
「これ楽ですね~」腋が開かずガチガチべびぃも終わる頃には
フワフワに・・・やっぱ姿勢は大事だと再確認させられたのでした。

前日にフラット姐さんに聞いてた話が役立ちました
どうも、ありがとうございました。


 

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切迫早産で入院。
お手上げからの第一歩でアドバイスをいただいた妊婦さんが
出産されてました。

36週で退院後も、お尻と腿の痛みはとれずということでした。
でも、なんとか3300グラム台の赤ちゃんを無事出産。
良かったです。

出産後1日たって訪問。

内転筋の調整と骨盤輪支持で腰あげがひょいと
できるようになりました。
やはり、内転筋は骨盤を下部から支える力になるのだと実感。
(まだ、もどきですがそれなりに成果をみると実感します。)

もう少し、この方の体を借りて、ダルダルになる人の特徴が
見つけられたらいいなと思います。
私には、この作業が足りなかったのですね~

************************

もう一例も産後の方。1ヶ月健診で恥骨痛を
訴えて、昨日、お目にかかりました。

● 主訴 ●

  痛みが動くそうです。昨日は、右後ろにあったので
  ゴムチューブで腰回しをしたら、今日は楽。

  別の日には、チコツが痛む。

  ベルトは何だか楽でなくて外している。

● 対応 ●
  
  骨盤の方は、ゴムチューブ効果をよく分かっている方なので
  上半身の修正を考えました。
  でも、L2で捻じれをとり、上部胸椎は、活法と肩回しで。
 
  なんてやっている中、お尻がひょいと上がらない事に気づきました。

  やっぱり、内転筋をやってみよう!!
  ポテンシャルの高さで、何とかなってくれ!
  最初から上手できなくても、そのうち熟す!

  自分を鼓舞して、やってみたら・・・

● 結果 ●

  今日は痛みが出ていない日だったので・・・成果の程がはっきり出た
  わけではないのですが

  変化としては、腰上げが楽にできるようになった。
  トコベルトをつける方向がわかり、着用の安定感を実感できた。

  この2点は、評価してよいと思います。

 

入院されている方が、深夜のNC(ナースコール)

「足が痛くて痺れる」って言わんね。それって腰からくるの?
取りあえず、湿布貼っておいたよ。

これは、相棒の弁。この日はお産があってすぐには対応できず
翌日、訪室。

歩いて動くときは痛くない。
寝ているとジワジワ痛い感じ・・・・

実は最近これ私も感じる。(生理前)
髄分と下腿がだるく、足が重い。
仰臥位で寝ていると、骨盤がぎしぎしするような
痛みが出てきます。動いているときは何ともないです。

これと同じ???

こんな時に私がすること、大公開!!
骨盤が緩んでしまう臥床時、睡眠時限定ですが。

① 膝を立て、膝頭をくっつけます。
② この状態で、片足ずつ、踵を中心に足先を外旋
③ 外旋→屈曲(足先を浮かせる)
④ パタッと脱力(足をつく)

これをするとお尻の痛重さがすぐとれます。

① 膝を立て、膝頭をくっつけます。
② この状態で、踵を浮かせます。
③ 踵をつきます。これを繰り返す

これも楽ですね。

骨盤高位も楽になります。

思うに抗重力筋が休んでしまうと
インナーマッスルだけでは骨盤を収縮させておく力が
足りないってことなんでしょうかね?

妊婦さんには、+メッシュ晒しでの骨盤輪支持を
行って、退室しました。

成果はまた後日。
そうそう、金粒を陽陵泉と尺沢のつぼに配置。
これは、今読んでいる『身体の取扱説明書』から。



大腿筋膜張筋も痺れを訴える右ががちがちでした。
五行の考え方からいくと坐骨神経痛への対応みたいですね。

『ちょっと歩いてみてくださいますか?』

お願いして歩いてもらいました。

立位静止では、真っ直ぐなスリッパに対して踵が
左方向に外れています・・。
とても不安定な状態で、この方が地球に対してしっかり立つ
ためには、左に側屈、お辞儀、右に回旋していないと
軸が立ちませんでした。

普通に歩くと
やはり、右に傾いたような姿勢でそろ~りそろり。

この方、左後頸部が凝っています。
左の腰方形筋も硬く、膝倒しのL2で左突っ張り感が出ます。
(可動はOK)他の膝倒しではL4で一番症状が強く、右方向で
痛みが出ます。
左右内転筋群も硬い
左右の足首は、外返しと背屈で制限あり  右<左
足指 右1~3指  左1指 の動きが不良

左中臀筋圧痛あり
膝立て骨盤調整の動きでは、左は動きが小さく、右は動きすぎ?
左PIあり

左の腋窩の後部筋束周辺の硬縮あり。
体側伸ばしの動きでは、重心をかけられず(不安定)

首側屈の動きが左方向で制限あり。

まあざっと、こんな変化が身体に起こっています。

ご本人の自覚は
『ねじる動きが痛い。左頭の後ろが痛む。左脚がつる。右の腰が痛い
 赤ちゃんが右ばかりによっている。』

骨盤高位の姿勢で、膝立て骨盤調整とL4膝倒しで
赤ちゃんの位置は中央へ移動しました。L4右方向への痛みが消失
L2左方向の突っ張り痛みは、活法の腰方形筋のアプローチで消失。

土台の修正をしたところで、上半身バランスの改善の為に
左腋窩の後部筋束周辺の硬縮を筋膜リリースもどき
(参考図書:クリニカルマッサージ)
尻尾探しの操体法

立位で歩くと水平バランスはOK。
でも、まだスローな歩きでしたが。

ここで、足首回し・足指回し。
背屈の動きが安定するように修正。

次は、首の左側屈を三軸修正法で改善。

ここで晒し支持を試して、後ろ支持で
歩くと水平+スピードアップ。

前支持だと右傾き+スピードアップ??

妙な結果が出ましたが、これはもしかしたら
晒しの左が上、右が下のクロスの方向が
影響した可能性もあり??
(右への回旋を起こす方向で支持してしまったのかも・・)

ダブル支えが一番安定したのですが、
支持はできるだけシンプルな方がいい・・ですから。

前後の動きに
目下一番対応できると私が考えている方法が、
骨盤支持での腰回しです。

それもキッチリ動かすために、四角い動線をイメージする。
・・とヘタクソさんも結構しっかりと骨盤が動いていきます。

私この動きの他人を評価するのが苦手だったのですが
この指導に変えてから、いい感じです。

その後に、動診するとしっかり立てるようになっています。
パチパチ!!
地軸と自身の軸が一致するんですね~たかがされど、腰回しです。

とりあえずいつもの動きで痛みが出なくなりましたので
本日は終了。

四つばい歩行と骨盤支持、腰回しを宿題にしました。


とことこ相談で、発見しました!!

よつばいの通常バージョンの尻尾探しができない人。

この方は、仰向けでねていると腰~お尻に痛みがある
歩いているとお腹が下がる気がする・・・ということで
お出でになりました。話を聞いていると側臥位で寝るのも
楽でない・・・・
この熱帯夜続きに、お気の毒です。

後屈が楽で、右短縮位。
なるほど、尻尾探しも右は得意なのですが
左は、ほぼストレート???

CL 『お尻が見えません!』
たけ『oh~』

ならば・・・と体側伸ばしでもしようかと思ったのですが
すごく身体が傾いてしまうので、軸ができないじゃないですか?

(いませんか?重心を乗せてというと横にグ~と倒れていく方
 直しても窮屈そうな表情をされる方)

そうだ!!

位置を探していくと正座でなら、尻尾が探せることが
分かりました。

たけ心の声

この胸椎の位置が、修正ポイントになるんだろうな
すると、のけ反っての尻尾探しが楽な私の修正は
何を修正しているんだろう??

まあ、これは今後の課題として。

正座で、見た目は超微妙な尻尾探しの後
さて、確認してみましょうという事でよつばいに。

はい!実に見事に奇跡が起きたかのようなCLの表情

CL「みえる~」 良かったです!!私も私以外でこんなに変化したのを
見た事がないですから、感動しました。

これで、側臥位もいけるでしょ。

次は仰臥位。
フラットな鉄板みたいな背中は、それでも丸くなるほうには動く。
(いきみのポーズはできるわけです。)
骨盤呼吸の動きを練習。
いや~のけ反れないですねまだ・・・ここは宿題にしました。

最後に、仰臥位はまだ無理そうだけど、側臥位の寝方を伝授しました。
たった、クッション3つの工夫(お腹・膝・足首)で

CL : 「嘘みたいに楽です~」

よかった、良かった。

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