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助産施設で働くたけちゃん目線(おもいっきり整体系) でみる妊ママ、産後ママ 時々赤ちゃん 助産師諸姉 あなたのクライアントは大丈夫ですか?

    

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『産後の出血量と助産技術の関係は?あるのか』

助産師の違いを問われた質問なんですが・・・
こう聞かれたらどんな返答をされますか?

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私すご~く考えさせられたのです。世間はそんなところで
助産師を評価してしまうのだろうか?・・・とね。

この質問の意図はなんだろう?

『出血量で助産師の能力を判定できるか?』
というなら、迷わずNOですよね。

出血量を左右する因子はたくさんある。
多量の出血のリスクを予測し、それを回避するのが
助産師の仕事ですから。
出血をゼロにすることを目標にしているわけでもない。

骨盤ケアもその有力な手段の一つで
自然な経過を守るための技ですよね。知っているか知らないかでは
当然差が出るのですが。

『会陰が切れるか?切れないなら?』
以前の私なら、YESだけど・・・(私の手は産婆の手ではないので)
それを補う意識と智恵があれば、NO。
 
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あ~でも、そういうことではないのか??

家族に見える助産技術といえば・・・・?

体位の誘導、陣痛時の呼吸・マッサージ・声かけ、会陰保護
私たちの関わりは常に、見られている。説明も求められたりする。

赤ちゃんとお母さん、時には家族の健康管理まで
やってのけているのですが・・・
ここは世間には、評価されにくいですね。性格として捉えられてしまうかな?

そして、一人の患者さまだけに関わっているのではない。
(これは医療者の都合ですが)

産婦の満足度は数字では表せないとともに、
私たちの助産技術も数字では表せない・・・

と思って来たのですが・・・産婦は施設の中の、助産師を選べない
ということは、影の評価が世間を出回るということですね。
お~怖!

世間では能力で、給料格差が出たりしますから
せっせと個人を磨いていくこと=収入アップにつながりますね。
個人で開業されている方もそうでしょう。

でも、施設勤務である場合・・・自己に厳しくいないと流されてしまいがちです。
そんなことをあれこれと考えさせられたのでした。

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帝王切開が増えています。着々と・・・
それは産婦さんと赤ちゃんとの安全を守るために必要な技術ではありますが
それを避けるための方法を考え出して、色々な技術が開発されてきた・・(by医師のコメント)
この記事には、考えさせられることがたくさん書いてありました。

http://blogs.yahoo.co.jp/kyazmr2exantia/30988242.html

そうですよね~
お医者さんだけでなく、産婆の技術もまたしかり。

選択の一つとしてもちろん重要ですが
それを回避するためのケア  

その必要性を感じるまでもなく経過するためのケアですかね。

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骨盤ケアの主軸、整える・あげる・支える

このコンセプトで妊産婦さんに関わり、その意識を妊産婦さんが持つことで
現場は大きく変わるはずです。実際、妊娠初期から関わる助産院などでは
大きな成果が出ているわけですし、産科医の中でも認めてくださる方は年々増えている

生まれてくる赤ちゃんの回旋、赤ちゃんの頭の形、姿勢
気をつけてみていれば、大きくここ10年で変わっていることに
助産師であれば気づいていると思います。

だけど、忙しく毎日を過ごしていると、日々の処理で精いっぱいになってしまう。
トコちゃんベルトを初めてみたのは、もう8年くらい前になるんです。
『なんだこれ?』『これじゃどこをどうしたいんだか??』
その時は、大きく関心が持てなかった。

そこからセミナーを受講するまで2年かかりました。
そこから、なんでこんなことを知らずにスルーしていたんだろう?
なんでお腹を触診せずに来たんだろう。
驚きと後悔と・・それは、今もいろんな場面であるんですが。

なんでだろう?どうしたらいいんだろう?
気づいたときがチャンス…と思ったのは、これ以来です。

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そして、持っている技術をどう全体の中で生かすのか?
これがこれからの課題のようにも思います。個人でできることは
限りがある。

ついついきつい口調になってしまうのは、私の中の伝わらない歯がゆさと
それをうまく折り合わせる自分の能力のなさ・・・

産後のさらし支持、全員にはなされているが・・・

もっと効果的に、もっと快適に・・・そう思うとすべきことが
たくさんあるんだが・・・?みんながするためにはどうしたらいいんだ??

『それは無理!!』と言われると時折、ブチ切れそうになります。

子供たちがしきりに炬燵炬燵…というのですが
一番の寒がりの私がなんともないのに???

お尻締めで、体温があがってきたんでしょうか?
椅子からティッシュ一枚分お尻を浮かしているような感じで
座る…これ結構いけますよ。

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切迫早産というテーマで続けてきたのですが・・
noを増やすだけでは、あとで振り返りにくいので、ちょっと整理していこうと
今頃思いつきまして・・・・

今までのパートは、土台を支える縁の下の力持ち、内転筋。

体幹支持のために何が大切かを、4部構成でたけが思うところ・学んだところを
書いていこうと思います。

第1部は、床板は、骨盤底筋群
第2部は、壁板は、体内コルセットと腹圧 (腹横筋)
第3部は、柱はまっすぐ?腰ををまっすぐ立てる  (大腰筋・腰方形筋)
第4部は、天井は横隔膜

こんな形で進めていこうと思ってます。

35週に入って、頸管長が0.8mmになってしまい

安静目的で、入院なさってきた経産婦さん

(この頸管長は切迫早産の指標に良く使われます。)

 

『入院して張り止めをしたらいかに自分がしんどかったのか

良く分かりました。今は楽です。』

 

気付いてない方多いです。自分のお腹の固さ・冷たさに

いつもそうだからと・・・あまり気にされない。

 

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  ◆ お腹の張りで思うこと

 

お腹が張ると言われれば、医師からは安静とともに張りを押さえる薬が処方されます。

飲んで張らないから安心。飲んでいるから、張るけどしょうがない。

マタニティママは、二通りの考え方をされるようですね。

でも、ジワジワ効いてくるサプリとは違いますから、単に症状を抑えているだけ。

その事を内服を始める時点で、理解できていないからじゃないかな??

自分の生活を見直さねばいけない、身体を振り返らねばいけないことを。

 

でも、医療者に言わせれば

『全くあの人分かってないよね!安静にしないとどうなるか分かってるのかしら。』

みたいなやりとりは、よくある光景です。まづは、何故張りが起こっているのか?

過労か?下垂か?炎症か?ソレによって同じ張りでも対応が異なるように、

マタニティママに分かるように話してあげたいものです。

 

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もう一点は・・・。

さて、その方は何故、安静にできなかったのでしょう?

問診をしていけば見えてくることがあります。それは。

安静にしていることが苦痛な人。

 

ジッと座っていると、腰やお尻が痛む人。横になっていると

骨盤が痛くなったり、肩や頸が痛む人。

 

周りに大勢いますよね~そういう訴えの方。

逆にいえば、寝ていても身体がほぐれないってコトですから

症状を感じていなくても、体は悲鳴を上げる寸前の方は

たくさんいるってコトです。

 

そこまで現実に認識しているわけではないでしょうが

不快を感じるから安静にしていられない人は、確実に居ます。

年寄りが早起きになるのもこの辺と関係があるような気がしますが、私だけ?

 

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それを医療者が、歪みがっていうと、そのゆがみ→下垂→早産という図式

に縛られてしまうので、

安楽に横になれるように・・・このコンセプトだよね!

看護技術は。

 

そういう視点から、考えていくと、なんか実にシンプル、協力する仲間が

増えそうですよね~

 

まあ、そういう視点で考えたからすぐ答えが出るわけではないですが

点で施術という形で関わらなくとも、毎日の生活の工夫をママを交えて

みんなで考えていったら、施術に頼らない対応ができるはずだし、

 点滴を抜くまでの期間が短縮できるのではないかと思うのでした。

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現実36週までは張りとめが実施されている昨今に危機感を覚えています。

ご一緒にとことこ中越+ホッとこステーションで、語り合いませんか??

前回投稿のVBACの方は、無事出産なさってました。
しかも、ご安産の様子で赤ちゃんともすでに同室。
良かった、良かった。

VBACは危険も伴うけど、無事経過することで
得るものは計り知れない・・・・
反復帝王切開が必ずしも安全ではない
と説明を受けた時、自分ならどう選択するかなぁ~?
といつも考えます。

私達医療者は、クライアントの選択を精一杯支持して
あげるだけなんですけどね。
主役は、赤ちゃんとおかあさん。


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